「Visual LISP」の版間の差分
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2014年7月7日 (月) 15:03時点における版
Visual LISPは、AutoCAD(と一部の互換CAD)で使用可能なプログラミング言語。
AutoLISPに比べ以下の点が強化されている。
- AutoCAD においては、Visual LISP は総合開発環境(IDE)が提供されている。
- AutiveX オブジェクトやリアクターイベントへアクセスできる。
- ソースコードのコンパイル対応。高速化&高度な暗号化(.fas、.vlx ファイルの生成)
- OSのファイルやレジストリ操作系の関数追加。
- LISP関数の拡張(CommonLisp的関数などが追加されている。)
- でも &rest も &optional もないけど。
- 互換CADでも結構使えるようになってきてる。>> AutoLISP#AutoLISP が使えるCADソフト
コンパイルの種類は以下のとおり。
- .fas … LISPコードのコンパイル
- .vlx … LISPやDCLなどファイルセットのコンパイル。
Visual LISP の関数は、接頭辞として "vl" が付けられている。
分類すると概ね以下のようになる。
- 接頭辞 … 内容
- vl- … 拡張されたLISP関数
- vla- … ActiveX からのトランスポート関数
- vlax- … ActiveX 関連の関数
- vlr- … リアクタ関連の関数
- memo : ActiveX 関連の関数は、Windows環境のみでサポートされている。
関連事項