「Repeat」の版間の差分

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{{AutoLISP}}
; 構文
; 構文
: (repeat ''int'' [''expr''...])
: (repeat ''int'' [''expr''...])
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; 機能
; 機能
: 指定された回数だけ各式を評価し、最後の式の値を返す。
: 指定された回数だけ各式を評価し、最後の式の値を返す。


; 引数
; 引数
:* int : 整数。 正の数値でなければならない。
:* int : 整数。 正の数値でなければならない。
:* expr : 1 つ以上のアトムまたは式。
:* expr : 1 つ以上のアトムまたは式。


; 戻り値
; 戻り値
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; サンプル
; サンプル
(setq x 2)     
<pre class="brush:autolisp;">
(setq y 12)     
(setq x 2)     
(setq y 12)     
        
        
(repeat 3  
(repeat 3  
    (setq x (* x 5)) ; x は 250になる   
  (setq x (* x 5)) ; x は 250になる   
    (setq y (* y 5)) ; y は 1500   
  (setq y (* y 5)) ; y は 1500   
)   
)   
'''1500'''
1500


: 引数として文字列を指定すると、最後の文字列が返される。  
; 引数として文字列を指定すると、最後の文字列が返される。  
: (repeat 100 "Me" "You")  
(repeat 100 "Me" "You")  
: '''"You"'''
"You"
</pre>


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2016年4月24日 (日) 07:57時点における最新版

構文
(repeat int [expr...])


機能
指定された回数だけ各式を評価し、最後の式の値を返す。


引数
  • int : 整数。 正の数値でなければならない。
  • expr : 1 つ以上のアトムまたは式。


戻り値
最後に評価された式またはアトムの値。expr 引数が指定されなかった場合は nil。


サンプル
(setq x 2)     
(setq y 12)     
      
(repeat 3 
   (setq x (* x 5)) ; x は 250になる  
   (setq y (* y 5)) ; y は 1500  
)  
1500

; 引数として文字列を指定すると、最後の文字列が返される。 
(repeat 100 "Me" "You") 
"You"