「Handent」の版間の差分

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{{AutoLISP}}
; 構文
; 構文
: (handent ''handle'')  
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: ハンドルに基づいて、オブジェクト(図形)名を返す。
: ハンドルに基づいて、オブジェクト(図形)名を返す。
: handent 関数は、グラフィカル図形と非グラフィカル図形のどちらに対しても、その図形名を返す。
: handent 関数は、グラフィカル図形と非グラフィカル図形のどちらに対しても、その図形名を返す。


; 引数
; 引数
:* handle : 図形ハンドルを示す文字列。
:* handle : 図形ハンドルを示す文字列。


; 戻り値
; 戻り値

2014年11月6日 (木) 09:55時点における版

構文
(handent handle)


機能
ハンドルに基づいて、オブジェクト(図形)名を返す。
handent 関数は、グラフィカル図形と非グラフィカル図形のどちらに対しても、その図形名を返す。


引数
  • handle : 図形ハンドルを示す文字列。


戻り値
成功した場合、handent 関数は、現在の編集セッションでhandle 引数に関連付けられている図形名を返す。
handent 関数に渡したハンドルが無効または現在の図面内のどの図形でも使用されていない場合、nil が返される。
handent 関数は、現在の編集セッションで削除された図形の名前も返す。これを使用することにより、entdelで削除を取り消すことができる。図形の名前は、セッションごとに変更される可能性があるが、図形のハンドルは変化しない。


サンプル
(handent "5A2")
 <Entity name: 60004722>

(entget (handent "5A2"))


(defun C:ZH (/ eh)
  ; 入力したハンドルの図形をズーム
  (setq eh (getstring "\nハンドルを入力して Enter: "))
  (command "Zoom" "Object" (handent eh) "")
  (princ)
)

同じ図面でも編集セッションが異なると、同じように呼び出しても異なる図形名が返されることがある。一度図形名を取得すると、その図形名を使用して、任意の図形関連関数でその図形を操作することができる。



関連事項