「AutoCAD における AutoLISPの仕様追加・変更履歴」の版間の差分
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AutoCAD における AutoLISPの仕様追加・変更履歴 は以下の通り。 | AutoCAD における AutoLISPの仕様追加・変更履歴 は以下の通り。 | ||
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LISP がユニコード対応になった。そのため、ユニコードなプログラムにした場合は、文字列を扱う関数も影響を受ける。 | |||
AutoCAD がユニコードLISPモードで動くかどうかは、システム変数 [[lispsys]] でコントロールする。 | |||
Fas にコンパイルされた場合、コンパイル後のファイルの先頭が | |||
* FAS4-FILE... = MBSC(ASCII) | |||
* FAS5-FILE... = ユニコード | |||
となるようである。 | |||
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2020年4月11日 (土) 23:01時点における版
AutoCAD における AutoLISPの仕様追加・変更履歴 は以下の通り。
- 追える分だけ書いてってるので他にもあったら教えて下さい。
AutoCAD 2021
LISP がユニコード対応になった。そのため、ユニコードなプログラムにした場合は、文字列を扱う関数も影響を受ける。 AutoCAD がユニコードLISPモードで動くかどうかは、システム変数 lispsys でコントロールする。 Fas にコンパイルされた場合、コンパイル後のファイルの先頭が
- FAS4-FILE... = MBSC(ASCII)
- FAS5-FILE... = ユニコード
となるようである。
AutoCAD 2020
追加変更なし。但し、insert コマンドが変わったので、clacssicinsertに変更するか、(initcommandversion 2) を追加して実行する必要がある。
AutoCAD 2019
追加・変更なし。
AutoCAD 2018
追加・変更なし。 ActiveX ライブラリから IAcadFileDependencies と IAcadFileDependency のクラスが削除されたので、LISP でもVLA-* の関数で、上記ライブラリに関連する関数が使用できなくなった。(下に記載。)外部参照やフォント、印刷スタイルなど、図面ファイルに添付・参照されているファイルをごにょごにょするのに便利だったため注意が必要。
- メソッド
vla-CreateEntry vla-IndexOf vla-Item vla-RemoveEntry vla-UpdateEntry
- プロパティ
vla-get-AffectsGraphics vla-get-Count vla-get-Feature vla-get-FileDependencies vla-get-FileName vla-get-FileSize vla-get-FingerprintGuid vla-get-FoundPath vla-get-FullFileName vla-get-Index vla-get-IsModified vla-get-ReferenceCount vla-get-TimeStamp vla-get-VersionGuid
AutoCAD 2017
追加・変更なし。 但し、CDATE、DATE、TDCREATE, TDINDWG, TDUCREATE, TDUPDATE, TDUSRTIMER, TDUUPDATE のシステム変数がミリ秒ではなくなったので注意が必要。 ミリ秒計測は、MILLISECSシステム変数に格納されている値の最後の2桁または3桁を取得し、それらをCDATEシステム変数によって返される値に追加することで、以前の製品のCDATEシステム変数によって返されるものと同等になる。
AutoCAD 2016
旧機能
- getcfg - acad20xx.cfg ファイルの AppData セクションからアプリケーション データを取得。
- setcfg - acad20xx.cfg ファイルの AppData セクションにアプリケーション データを書き出し。
- 注: getcfg 関数と setcfg は互換性を保つために現在も使用可能な関数で、今後のリリースで削除される可能性がある。代わりに vl-registry-read および vl-registry-write 関数の使用が推奨されている。
AutoLISP ファイルにデジタル署名をすることができるようになった。デジタル署名すると、そのファイルが信頼できないことをユーザーに警告することなく、AutoCAD の図面環境に読み込むことができる。また、デジタル署名されたVLXファイルは、AutoCAD 2015ベース以前の製品に読み込むことができなくなる。
osnap が Qui をサポートしなくなったので注意
AutoCAD 2015
追加・変更なし
AutoCAD 2014
追加
- findtrustedfile - 指定されたファイルを AutoCAD の信頼できるファイル パスで検索する。
- showhtmlmodalwindow - HTML ドキュメントを含むモーダル ウィンドウを表示する。新しい JavaScript API と一体で使用。
変更
- findfile - AutoCAD のサポート ファイル パスと信頼できるファイル パスを検索する。新しい信頼できるアプリケーション パスを検索するように更新。
AutoCAD 2013
追加
- vlax-machine-product-key - HKLM(HKEY_LOCAL_MACHINE)の AutoCAD の Windows レジストリ パスを返す。
旧機能
- vlax-product-key - AutoCAD の Windows レジストリ パスを返す。
AutoCAD 2012
追加
- command-s - AutoCAD コマンドと指定された入力を実行する。
- *pop-error-mode* - *push-error-using-command* または *push-error-using-stack* に対する以前の呼び出しを終了するエラー処理関数。
- *push-error-using-command* - カスタム *error* ハンドラ内での command 関数の使用を示すエラー処理関数。
- *push-error-using-stack* - カスタム *error* ハンドラ内での AutoLISP スタックの変数の使用を示すエラー処理関数。
AutoCAD 2011
追加
- dumpallproperties - 図形のサポートされるプロパティを取得する。
- getpropertyvalue - 図形のプロパティの現在の値を返す。
- ispropertyreadonly - 図形のプロパティの読み込み専用状態を返す。
- setpropertyvalue - 図形のプロパティ値を設定する。
AutoCAD 2010
変更
- help - ヘルプ機能を呼び出す。HTML ドキュメントのサポートを追加するように関数が更新された。
AutoCAD 2009
追加
- initcommandversion - 次のコマンドを指定したバージョンで実行する。