「Vl-catch-all-apply」の版間の差分
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: 引数のリストを指定された関数に渡し、すべての例外をトラップする。 | : 引数のリストを指定された関数に渡し、すべての例外をトラップする。 | ||
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:* 'function : 関数。 function 引数には、defun 関数で定義されたシンボル、または lambda 式を指定することができる。 | :* 'function : 関数。 function 引数には、defun 関数で定義されたシンボル、または lambda 式を指定することができる。 | ||
:* list : 関数に渡される引数を含んだリスト。 | :* list : 関数に渡される引数を含んだリスト。 | ||
; 戻り値 | ; 戻り値 |
2018年4月3日 (火) 11:57時点における版
- 構文
- (vl-catch-all-apply 'function list)
- 機能
- 引数のリストを指定された関数に渡し、すべての例外をトラップする。
- 引数
-
- 'function : 関数。 function 引数には、defun 関数で定義されたシンボル、または lambda 式を指定することができる。
- list : 関数に渡される引数を含んだリスト。
- 戻り値
- 成功した場合は、関数呼び出しの結果。 エラーが発生した場合、vl-catch-all-apply 関数はエラー オブジェクトを返す。
- サンプル
- vl-catch-all-apply 関数によって呼び出された関数が正常に終了した場合は、次の例に示すように、apply 関数を使用したのと同じ。
(setq catchit (apply '/ '(50 5))) 10 (setq catchit (vl-catch-all-apply '/ '(50 5))) 10
- vl-catch-all-apply 関数使用の利点は、エラーを検出し、処理を継続できることにある。 apply 関数を使用して 0(ゼロ)による除算を実行するとどうなるかを見てみる。
(setq catchit (apply '/ '(50 0))) ; エラー: 0(ゼロ)で除算しました
- apply 関数を使用した場合は、例外が発生し、エラー メッセージが表示される。
- 同じ処理を vl-catch-all-apply 関数を使用して実行する。
(setq catchit (vl-catch-all-apply '/ '(50 0))) #<%catch-all-apply-error%>
- vl-catch-all-apply 関数は、エラーをトラップし、エラー オブジェクトを返す。 vl-catch-all-error-message 関数を使用して、エラー オブジェクトに含まれているエラー メッセージを確認することができる。
(vl-catch-all-error-message catchit) "0(ゼロ)で除算しました"
関連事項