「Nentselp」の版間の差分
(ページの作成: ; 構文 : (nentselp [''msg''] [''pt'']) ; 機能 : ユーザ入力を要求せずに nentselと同様の機能を提供する。 ; 引数 :* msg : プロンプトとして表…) |
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: (nentselp [''msg''] [''pt'']) | : (nentselp [''msg''] [''pt'']) | ||
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; 機能 | ; 機能 | ||
: ユーザ入力を要求せずに nentselと同様の機能を提供する。 | : ユーザ入力を要求せずに nentselと同様の機能を提供する。 | ||
; 引数 | ; 引数 | ||
:* msg : プロンプトとして表示する文字列。省略した場合、プロンプト「オブジェクトを選択:」が表示される。 | :* msg : プロンプトとして表示する文字列。省略した場合、プロンプト「オブジェクトを選択:」が表示される。 | ||
:* pt : 選択点。 これによって、ユーザ入力なしにオブジェクトを選択できる。 | :* pt : 選択点。 これによって、ユーザ入力なしにオブジェクトを選択できる。 | ||
; 戻り値 | ; 戻り値 | ||
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: この種類のマトリックスを使用する関数は、次元が 4 の列ベクトルとして点を扱う。点は、「同次座標」で表され、点ベクトルの 4 番目の要素は「尺度」で通常 1.0 に設定される。 | : この種類のマトリックスを使用する関数は、次元が 4 の列ベクトルとして点を扱う。点は、「同次座標」で表され、点ベクトルの 4 番目の要素は「尺度」で通常 1.0 に設定される。 | ||
: マトリックスの最後の行 [M30 M31 M32 M33]の値は[0 0 0 1]。このマトリックス形式を使用する関数は現在この行を無視する。 | : マトリックスの最後の行 [M30 M31 M32 M33]の値は[0 0 0 1]。このマトリックス形式を使用する関数は現在この行を無視する。 | ||
; サンプル | ; サンプル | ||
: ブロック図形を nentselp 関数で扱った場合の例。 | <pre class="brush:autolisp;"> | ||
;ブロック図形を nentselp 関数で扱った場合の例。 | |||
(nentselp "select:" (getpoint)) | |||
select: | |||
(<図形名: 7ef03060> (174.081 123.456 0.0) ((1.0 0.0 0.0 0.0) (0.0 1.0 0.0 0.0) (0.0 0.0 1.0 0.0) (0.0 0.0 0.0 1.0)) <図形名: 7ef03080>) | |||
</pre> | |||
2015年8月24日 (月) 22:21時点における最新版
- 構文
- (nentselp [msg] [pt])
- 機能
- ユーザ入力を要求せずに nentselと同様の機能を提供する。
- 引数
-
- msg : プロンプトとして表示する文字列。省略した場合、プロンプト「オブジェクトを選択:」が表示される。
- pt : 選択点。 これによって、ユーザ入力なしにオブジェクトを選択できる。
- 戻り値
- nentselp 関数は 4x4 の変換マトリックスを返す。これは次のように定義される。
- マトリックスの初めの 3 列で、尺度と回転が指定され、4 列目は変換ベクトル。
- この種類のマトリックスを使用する関数は、次元が 4 の列ベクトルとして点を扱う。点は、「同次座標」で表され、点ベクトルの 4 番目の要素は「尺度」で通常 1.0 に設定される。
- マトリックスの最後の行 [M30 M31 M32 M33]の値は[0 0 0 1]。このマトリックス形式を使用する関数は現在この行を無視する。
- サンプル
;ブロック図形を nentselp 関数で扱った場合の例。 (nentselp "select:" (getpoint)) select: (<図形名: 7ef03060> (174.081 123.456 0.0) ((1.0 0.0 0.0 0.0) (0.0 1.0 0.0 0.0) (0.0 0.0 1.0 0.0) (0.0 0.0 0.0 1.0)) <図形名: 7ef03080>)
関連事項