「Entdel」の版間の差分
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2014年11月10日 (月) 17:53時点における版
- 構文
- (entdel ename)
- 機能
- オブジェクト(図形)を削除、または削除したオブジェクトを復元する。
- ename によって指定された図形が現在図面内に存在する場合、その図形が削除される。
- 図形が同じ編集セッションで以前に削除されている場合、その図形が図面に復元される。
- 削除された図形は、その図面を終了するときに図面から完全に取り除かれる。entdel 関数は、グラフィカル図形と非グラフィカル図形のどちらも削除できる。
- 引数
-
- ename : 削除または復元する図形の名前。
- 戻り値
- 図形名。
- サンプル
- 図面内の最初の図形の名前を取得し、それを変数 e1 に割り当てる。
(setq e1 (entnext)) <Entity name: 2c90520>
- e1 の図形を削除する。
(entdel e1) <Entity name: 2c90520>
- 削除された e1 の図形を復元する。
(entdel e1) <Entity name: 2c90520>
- 使用上の注意
- entdel 関数は、主図形のみに作用する。
- 属性やポリラインの頂点は、その親図形と別に削除することはできない。
- 従属図形を修正するには、command 関数を使用して、ATTEDIT[属性編集]コマンドまたは PEDIT[ポリライン編集]コマンドを実行する。
- ブロック定義内の図形は、削除できない。しかし、削除したい図形を除外し、entmake 関数を使用してブロックを再定義することは可能。
- 関連事項
- handent 関数