Read-line

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構文
(read-line [file-desc])


機能
キーボードまたは開いているファイルから、行の終了マーカーが現れるまで、文字列を読み込む。


引数
  • file-desc 開いているファイルを指し示すファイルディスクリプタ(open 関数で取得)。 file-desc 引数を指定しないと、read-line 関数はキーボード入力バッファから情報を取得する。


戻り値
read-line 関数が読み込んだ文字列には、行の終了マーカーは含まれない。 ファイルの終端に達した場合、read-line 関数は nil を返す。


サンプル
ファイルを読み込みモードで開く。
(setq f (open "c:¥¥my documents¥¥new.tst" "r")) 
#<file "c:¥¥my documents¥¥new.tst">
read-line 関数を使用して、ファイルから行を読み込む。
(read-line f) 
"To boldly go where nomad has gone before."
次は、ユーザが入力した行の取得例。
(read-line)
To boldly go          ; <- ユーザの入力
"To boldly go"  ; <- read-line の戻り値