「Vlr-window-reactor」の版間の差分

2023年11月3日 (金) 11:38時点における最新版

AutoLISP Home - AutoLISP 目次 - DCL - AutoLisp関数互換表 - CAD&CGブログ - オンラインショップ- GizmoTools ヘルプセンター

構文: (vlr-window-reactor data callbacks)

機能: CAD ウィンドウの移動またはサイズ変更に関するイベントを通知する編集リアクタオブジェクトを作成する。

引数

data : リアクタオブジェクトに関連付ける任意の AutoLISP データ。または、関連付けるデータが存在しない場合は nil。
callbacks : 次の形式のペアのリスト。

(event-name . callback_function)

event-name は、次の「ウィンドウリアクタイベント」の表にあるシンボルの 1 つ。callback_function は、イベントが発生したときに呼び出される関数を示すシンボル。各コールバック関数は、次の 2 つの引数を受け入れる。

reactor_object コールバック関数を呼び出した VLR オブジェクト。
list 個々のイベントに関連付ける特別なデータ要素のリスト。個々のイベントに対するこのリストの内容については、「ウィンドウリアクタコールバックデータ」の表を参照。

戻り値: reactor_object 引数。

ウィンドウリアクタイベント
イベント名	説明
:vlr-docFrameMovedOrResized	MDI チャイルドフレームウィンドウ(ドキュメントウィンドウ)が移動またはサイズ変更された直後
:vlr-mainFrameMovedOrResized	メイン CAD ウィンドウが移動またはサイズ変更された直後

ウィンドウリアクタコールバックデータ
名前	リストの長さ	パラメータ
:vlr-docFrameMovedOrResized :vlr-mainFrameMovedOrResized	2	最初のパラメータは、ウィンドウの HWND を含む整数。 2 番目のパラメータは、ウィンドウが移動されたか、サイズ変更されたかを示す。ウィンドウが移動された場合は T、サイズ変更された場合は nil。

@@ 1行目: / 1行目: @@
+{{AutoLISP}}
 ; 構文
 : (vlr-window-reactor ''data'' ''callbacks'')
@@ 4行目: / 5行目: @@
 ; 機能
-: AutoCAD ウィンドウの移動またはサイズ変更に関するイベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成する。
+: CAD ウィンドウの移動またはサイズ変更に関するイベントを通知する編集リアクタ オブジェクトを作成する。
 ; 引数
@@ 13行目: / 15行目: @@
 :::* reactor_object コールバック関数を呼び出した VLR オブジェクト。
 :::* list 個々のイベントに関連付ける特別なデータ要素のリスト。 個々のイベントに対するこのリストの内容については、「ウィンドウ リアクタ コールバック データ」の表を参照。
 ; 戻り値
 : reactor_object 引数。
 {| class="wikitable"
@@ 24行目: / 28行目: @@
 | :vlr-docFrameMovedOrResized || MDI チャイルド フレーム ウィンドウ(ドキュメント ウィンドウ)が移動またはサイズ変更された直後
 |-
-| :vlr-mainFrameMovedOrResized || メイン AutoCAD ウィンドウが移動またはサイズ変更された直後
+| :vlr-mainFrameMovedOrResized || メイン CAD ウィンドウが移動またはサイズ変更された直後
 |}
@@ 35行目: / 39行目: @@
 | :vlr-docFrameMovedOrResized <br /> :vlr-mainFrameMovedOrResized || 2 ||  最初のパラメータは、ウィンドウの HWND を含む整数。<br /> 2 番目のパラメータは、ウィンドウが移動されたか、サイズ変更されたかを示す。ウィンドウが移動された場合は T、サイズ変更された場合は nil。
 |}
+-----
+関連事項
+* [[vl-load-com]] 関数
+* [[リアクタ関数]]
 [[Category:AutoLISP]]