「Vlax-object-released-p」の版間の差分

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(ページの作成: ; 構文 : (vlax-object-released-p ''obj'') ; 機能 : オブジェクトが解放されているかどうかを調べる。 : 注 : VLA オブジェクトを削除(ERASE[削…)
 
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{{AutoLISP}}
; 構文
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: (vlax-object-released-p ''obj'')
: (vlax-object-released-p ''obj'')
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: オブジェクトが解放されているかどうかを調べる。
: オブジェクトが解放されているかどうかを調べる。
: 注 : VLA オブジェクトを削除(ERASE[削除]コマンドまたは vla-erase メソッドを使用)しても、そのオブジェクトは解放されない。VLA オブジェクトは、そのオブジェクトに対して vlax-release-object 関数を呼び出すか(通常 AutoLISP ガベージ コレクションが行われる)、作図セッションの最後で図面データベースを破棄するまでは、解放されない。
: 注 : VLA オブジェクトを削除(ERASE[削除]コマンドまたは vla-erase メソッドを使用)しても、そのオブジェクトは解放されない。VLA オブジェクトは、そのオブジェクトに対して vlax-release-object 関数を呼び出すか(通常 AutoLISP ガベージ コレクションが行われる)、作図セッションの最後で図面データベースを破棄するまでは、解放されない。


; 引数
; 引数
:* obj : VLA オブジェクト。
:* obj : VLA オブジェクト。


; 戻り値
; 戻り値
: オブジェクトが解放されている場合( obj にアタッチされている CAD 図面オブジェクトが存在しない場合)は T。 オブジェクトが解放されていない場合は nil。  
: オブジェクトが解放されている場合( obj にアタッチされている CAD 図面オブジェクトが存在しない場合)は T。 オブジェクトが解放されていない場合は nil。  





2018年4月2日 (月) 13:07時点における最新版

構文
(vlax-object-released-p obj)


機能
オブジェクトが解放されているかどうかを調べる。
注 : VLA オブジェクトを削除(ERASE[削除]コマンドまたは vla-erase メソッドを使用)しても、そのオブジェクトは解放されない。VLA オブジェクトは、そのオブジェクトに対して vlax-release-object 関数を呼び出すか(通常 AutoLISP ガベージ コレクションが行われる)、作図セッションの最後で図面データベースを破棄するまでは、解放されない。


引数
  • obj : VLA オブジェクト。


戻り値
オブジェクトが解放されている場合( obj にアタッチされている CAD 図面オブジェクトが存在しない場合)は T。 オブジェクトが解放されていない場合は nil。


サンプル
現在の AutoCAD 図面に Excel アプリケーションをアタッチする。
(setq excelobj (vlax-get-object "Excel.Application"))
#<VLA-OBJECT _Application 00168a54>
Excel オブジェクトを解放する。
(vlax-release-object excelobj)
1
vlax-object-released-p 関数を実行して、オブジェクトが解放されたことを確認する。
(vlax-object-released-p excelobj)
T

関連事項