「Vl-registry-read」の版間の差分

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(ページの作成: ; 構文 : (vl-registry-read ''reg-key'' [''val-name'']) ; 機能 : 指定されたキーと値のペアに対する Windows レジストリに格納されているデータ…)
 
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{{AutoLISP}}
; 構文
; 構文
: (vl-registry-read ''reg-key'' [''val-name''])  
: (vl-registry-read ''reg-key'' [''val-name''])  
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: val-name 引数を指定し、それが nil 以外の場合、指定された値がレジストリから読み込まれる。
: val-name 引数を指定し、それが nil 以外の場合、指定された値がレジストリから読み込まれる。
: val-name 引数を省略するか nil を指定した場合、指定したキーとその値のすべてが読み込まれる。
: val-name 引数を省略するか nil を指定した場合、指定したキーとその値のすべてが読み込まれる。


; 引数
; 引数
:* reg-key : Windows レジストリ キーを指定する文字列。
:* reg-key : Windows レジストリ キーを指定する文字列。
:* val-name : レジストリ項目の値を含んだ文字列。
:* val-name : レジストリ項目の値を含んだ文字列。
; BricsCAD V22から
: (vl-registry-read) は、QWord, Binary, MultiString データもサポートしている。
:* QWord : 12036354033952110 や -59036354033952110 のような、64 ビットまでの整数値を受け取る。
:* バイナリ: 以下のフォーマットでリストを扱う.
(3 0 16 35 69 0 16 35 70 0 16 35 71 0 16 35 72)
最初のエントリ 3 は、それ以降のエントリが整数型 (範囲 0 ~ 255) であることを指定する。
:* MultiString : 以下の書式でリストを受け付ける。
(7 "hello" "この文字列の中に複数の行があるよ" "%USERPROFILE%" "%APPDATA%" "should be" "an array of" "eight single" "strings")
最初のエントリ 7 は、この文字列の配列を指定する。
最初のエントリ 7 は、後続のリストエントリが文字列型であることを指定する (空の文字列を含むことができる)。


; 戻り値
; 戻り値
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; サンプル
; サンプル
: (vl-registry-read "HKEY_CURRENT_USER¥¥Test")  
<pre class="brush:autolisp;">
: '''nil'''
(vl-registry-read "HKEY_CURRENT_USER¥¥Test")  
: (vl-registry-write "HKEY_CURRENT_USER¥¥Test" "" "test data")  
nil
: "test data"  
 
: (vl-registry-read "HKEY_CURRENT_USER¥¥Test")  
(vl-registry-write "HKEY_CURRENT_USER¥¥Test" "" "test data")  
: '''"test data"'''
"test data"  
 
(vl-registry-read "HKEY_CURRENT_USER¥¥Test")  
"test data"
</pre>





2022年6月23日 (木) 08:40時点における最新版

構文
(vl-registry-read reg-key [val-name])


機能
指定されたキーと値のペアに対する Windows レジストリに格納されているデータを返す。
val-name 引数を指定し、それが nil 以外の場合、指定された値がレジストリから読み込まれる。
val-name 引数を省略するか nil を指定した場合、指定したキーとその値のすべてが読み込まれる。


引数
  • reg-key : Windows レジストリ キーを指定する文字列。
  • val-name : レジストリ項目の値を含んだ文字列。


BricsCAD V22から
(vl-registry-read) は、QWord, Binary, MultiString データもサポートしている。
  • QWord : 12036354033952110 や -59036354033952110 のような、64 ビットまでの整数値を受け取る。
  • バイナリ: 以下のフォーマットでリストを扱う.
(3 0 16 35 69 0 16 35 70 0 16 35 71 0 16 35 72)
最初のエントリ 3 は、それ以降のエントリが整数型 (範囲 0 ~ 255) であることを指定する。
  • MultiString : 以下の書式でリストを受け付ける。
(7 "hello" "この文字列の中に複数の行があるよ" "%USERPROFILE%" "%APPDATA%" "should be" "an array of" "eight single" "strings")
最初のエントリ 7 は、この文字列の配列を指定する。
最初のエントリ 7 は、後続のリストエントリが文字列型であることを指定する (空の文字列を含むことができる)。


戻り値
成功した場合はレジストリ データを含んだ文字列のリスト。 それ以外の場合は nil。


サンプル
(vl-registry-read "HKEY_CURRENT_USER¥¥Test") 
nil

(vl-registry-write "HKEY_CURRENT_USER¥¥Test" "" "test data") 
"test data" 

(vl-registry-read "HKEY_CURRENT_USER¥¥Test") 
"test data"



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