「Substr」の版間の差分

提供:GizmoLabs - だいたい CAD LISP なサイト
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目: 1行目:
{AutoLISP}
{{AutoLISP}}


; 構文
; 構文
8行目: 8行目:
: 文字列の部分文字列を返す。
: 文字列の部分文字列を返す。
: substr 関数は、string の文字位置 start から始まるlength 文字の部分文字列を返す。
: substr 関数は、string の文字位置 start から始まるlength 文字の部分文字列を返す。


; 引数
; 引数
13行目: 14行目:
:* start : string 引数内の開始位置を示す正の整数。 文字列の先頭の文字の位置は、1 。
:* start : string 引数内の開始位置を示す正の整数。 文字列の先頭の文字の位置は、1 。
:* length : string 引数から取り出す部分文字列の文字数を指定する正の整数。 length 引数を省略すると、部分文字列として string 引数の最後まで取り出される。
:* length : string 引数から取り出す部分文字列の文字数を指定する正の整数。 length 引数を省略すると、部分文字列として string 引数の最後まで取り出される。


: 注: string の先頭の文字の文字番号は、1 。これは、先頭の要素を 0と数える、リストの要素を処理する他の関数(nth 関数や ssname 関数)と異なる。
: 注: string の先頭の文字の文字番号は、1 。これは、先頭の要素を 0と数える、リストの要素を処理する他の関数(nth 関数や ssname 関数)と異なる。


; 戻り値
; 戻り値

2017年3月22日 (水) 14:58時点における版

構文
(substr string start [length])


機能
文字列の部分文字列を返す。
substr 関数は、string の文字位置 start から始まるlength 文字の部分文字列を返す。


引数
  • string : 文字列。
  • start : string 引数内の開始位置を示す正の整数。 文字列の先頭の文字の位置は、1 。
  • length : string 引数から取り出す部分文字列の文字数を指定する正の整数。 length 引数を省略すると、部分文字列として string 引数の最後まで取り出される。


注: string の先頭の文字の文字番号は、1 。これは、先頭の要素を 0と数える、リストの要素を処理する他の関数(nth 関数や ssname 関数)と異なる。


戻り値
文字列。


サンプル
(substr "abcde" 2) 
"bcde"
;---
; 最初の1文字
(substr "abcde" 1 1)
"a"

; 2文字目
(substr "abcde" 2 1) 
"b"
; ---
; 3文字目から2文字分
(substr "abcde" 3 2) 
"cd"

; 3文字目から12文字分
(substr "abcde" 3 12) 
"cde"

; 6文字目から12文字分
(substr "abcde" 3 12) 
""