Getorient

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2015年9月13日 (日) 09:38時点におけるGizmon (トーク | 投稿記録)による版
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構文
(getorient [pt] [msg])


機能
ユーザが角度を入力するまで待機(一時停止)し、入力された角度をラジアン単位で返す。
右(東)向きが 0ラジアンで反時計回りに角度を増加させながら計測する。ユーザの角度入力は、システム変数 ANGDIR、ANGBASEの設定に基づくが、一旦角度が与えられると、右を 0 ラジアンとして反時計回りに計測される(システム変数 ANGDIR、ANGBASE無視)。0度の方向や角度が増加する方向を他に設定した場合、何らかの変換が必要。
回転量(相対角度)が必要な場合は getangle を、方向(絶対角度)が必要な場合は getorient を使用する。
要求に対して、ユーザは別の LISP 式を入力する事はできない。


引数
  • pt : 現 UCSでの 2D基点。pt 引数を指定した場合、2つの点の 1点目として使用され、ユーザがもう1 つの点を指定するとLISPで角度を求める事ができる。3D 基点を与える事もできるが、角度は常に現在の作図平面で計測される。
  • msg : ユーザに表示するプロンプト文字列。


戻り値
ユーザが指定した角度。この角度は、現在の作図平面に関するもので、単位はラジアン。


サンプル
(setq pt1 (getpoint "点を指定: "))
(4.55028 5.84722 0.0) 
(getorient pt1 "点を指定: ")
5.61582

関連事項