Set
- 構文
- (set sym expr)
- 機能
- シングル クォーテーション付きのシンボル名の値に式を代入する。
- set 関数がその両方の引数を評価するのに対して、setq 関数はその第 2 引数のみを評価すること以外は、set 関数と setq 関数は同じように動作する。
- 引数
-
- sym : シンボル。
- expr : LISP 式。
- 戻り値
- 式の値。
- サンプル
- 次のそれぞれのコマンドは、シンボル a に 5.0 を代入する。
- (set 'a 5.0)
- (set (read "a") 5.0)
- (setq a 5.0)
- ---
- set 関数と setq 関数の両方とも第 1 引数にはシンボルを指定するが、set 関数はシンボルを返す式を受け入れ、setq 関数は式を受け入れない。
- 次に、例を示します。
- (set (read "a") 5.0)
- 5.0
- (setq (read "a") 5.0)
- ; エラー: 構文エラー
関連事項
- setq 関数