「Vlr-command-reactor」の版間の差分
編集の要約なし |
細編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{AutoLISP}} | |||
; 構文 | ; 構文 | ||
: (vlr-command-reactor ''data'' ''callbacks'') | : (vlr-command-reactor ''data'' ''callbacks'') | ||
5行目: | 6行目: | ||
; 機能 | ; 機能 | ||
: コマンド イベントを通知する編集リアクタを作成する。 | : コマンド イベントを通知する編集リアクタを作成する。 | ||
; 引数 | ; 引数 | ||
13行目: | 15行目: | ||
:::* reactor_object : コールバック関数を呼び出した VLR オブジェクト。 | :::* reactor_object : コールバック関数を呼び出した VLR オブジェクト。 | ||
:::* list : 単一の要素(コマンドを示す文字列)を含んだリスト。 | :::* list : 単一の要素(コマンドを示す文字列)を含んだリスト。 | ||
; 戻り値 | ; 戻り値 |
2016年2月14日 (日) 08:09時点における版
- 構文
- (vlr-command-reactor data callbacks)
- 機能
- コマンド イベントを通知する編集リアクタを作成する。
- 引数
-
- data : リアクタ オブジェクトに関連付ける任意の AutoLISP データ。または、リアクタに関連付けるデータが存在しない場合は nil。
- callbacks : 次の形式のペアのリスト。
- (event-name . callback_function)
- event-name は、次の「コマンド リアクタ イベント」の表にあるシンボルの 1 つ。callback_function は、イベントが発生したときに呼び出される関数を示すシンボル。 各コールバック関数は、次の 2 つの引数を受け入れる。
- reactor_object : コールバック関数を呼び出した VLR オブジェクト。
- list : 単一の要素(コマンドを示す文字列)を含んだリスト。
- 戻り値
- reactor_object 引数。
コマンド リアクタ イベント | |
---|---|
イベント名 | 説 明 |
:vlr-unknownCommand | 不明なコマンドを AutoCAD が実行しようとしたとき |
:vlr-commandWillStart | AutoCAD コマンドが呼び出された直後 |
:vlr-commandEnded | AutoCAD コマンドが完了した直後 |
:vlr-commandCancelled | AutoCAD コマンドがキャンセルされた直後 |
:vlr-commandFailed | AutoCAD コマンドが失敗したとき |
サンプル
(if (not *myCommandRectors*) (setq *myCommandRectors* (vlr-command-reactor nil '((:vlr-commandWillStart . startCommand) (:vlr-commandEnded . endCommand) (:vlr-commandCancelled . cancelCommand) (:vlr-commandFailed . failedCommand) ) ) ) ) (defun startCommand () ;... ) (defun endCommand () ;... ) (defun cancelCommand () ;... ) (defun failedCommand () ;... )