「Trace」の版間の差分
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: trace 関数は、指定された関数にトレース フラグを設定する。 指定された関数を評価するごとにトレース出力を表示し、(呼び出しの深さのレベルに応じて字下げした)関数の項目と関数の結果を表示する。 | : trace 関数は、指定された関数にトレース フラグを設定する。 指定された関数を評価するごとにトレース出力を表示し、(呼び出しの深さのレベルに応じて字下げした)関数の項目と関数の結果を表示する。 | ||
: トレース フラグをオフにするには、untrace を使用する。 | : トレース フラグをオフにするには、untrace を使用する。 | ||
; 引数 | ; 引数 | ||
:* function : 関数名のシンボル。引数を指定しなければ何の働きもしない。 | :* function : 関数名のシンボル。引数を指定しなければ何の働きもしない。 | ||
; 戻り値 | ; 戻り値 | ||
: 最後の関数名を trace 関数に渡す。引数を何も指定しなかった場合は nil を返す。 | : 最後の関数名を trace 関数に渡す。引数を何も指定しなかった場合は nil を返す。 | ||
; サンプル | ; サンプル |
2025年4月25日 (金) 07:17時点における最新版
- 構文
- (trace [function...])
- 機能
- LISP のデバッグを支援する。
- trace 関数は、指定された関数にトレース フラグを設定する。 指定された関数を評価するごとにトレース出力を表示し、(呼び出しの深さのレベルに応じて字下げした)関数の項目と関数の結果を表示する。
- トレース フラグをオフにするには、untrace を使用する。
- 引数
-
- function : 関数名のシンボル。引数を指定しなければ何の働きもしない。
- 戻り値
- 最後の関数名を trace 関数に渡す。引数を何も指定しなかった場合は nil を返す。
- サンプル
- foo という名前の関数を定義し、その関数にトレース フラグを設定。
(defun foo (x) (if (> x 0) (foo (1- x)))) FOO (trace foo) FOO (foo 3) ; foo を呼び出して、結果を取得。 FOO を入力: 3 FOO を入力: 2 FOO を入力: 1 FOO を入力: 0 結果: nil 結果: nil 結果: nil 結果: nil (untrace foo) ; untrace 関数を呼び出して、トレース フラグをクリア。 FOO
関連事項
- untrace 関数