「VLE-関数」の版間の差分
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2022年7月9日 (土) 12:16時点における版
VLE-関数は、BricsCAD の LISP に搭載されている拡張関数群。(BricsCAD V12.2 から搭載されバージョンを追う毎に拡充されてきている。)
AutoCAD の AutoLISP が古いベースのままでパフォーマンスなどがほぼ改良されていないに等しい状態なのに対して、BricsCAD は LISP も他の開発言語と同様な機能やパフォーマンスを提供すべく AutoLISP の関数に極力悪い影響を与えない形で改良されている。VLE-関数は、その一環として追加されているといえる。
事実、BricsCAD の LISP 処理速度は、AutoCAD や他の互換 CAD に比べて控えめに言って爆速といえるパフォーマンスになっている。(V22.2でC++ベースのAPIと大差ないレベルになってる。)
vle-extension.lsp は純粋な AutoLISPコードのみを使用しているため、Windowsだけでなく、LinuxやMacintosh OSが動作している環境でも動作する。
MEMO:
うちで作ってる、GZ-Lib と同じような発想の部分もある。
VLE 関数ライブラリのカテゴリと関数
- リスト系関数
- 文字列関数
- 数学+幾何関数
- ユーティリティ関数
- ベクトル代数関数
- vle-vector-add
- vle-vector-angleto
- vle-vector-angletoref
- vle-vector-crossproduct
- vle-vector-dotproduct
- vle-vector-get
- vle-vector-getperpvector
- vle-vector-getucs
- vle-vector-iscodirectional
- vle-vector-isequal
- vle-vector-isparallel
- vle-vector-isperpendicular
- vle-vector-isunitlength
- vle-vector-isxaxis
- vle-vector-isyaxis
- vle-vector-iszaxis
- vle-vector-iszerolength
- vle-vector-length
- vle-vector-length2d
- vle-vector-length2dxz
- vle-vector-length2dyz
- vle-vector-midpoint
- vle-vector-negate
- vle-vector-normalise
- vle-vector-scale
- vle-vector-sub
- vle-vector-gettolerance
- vle-vector-settolerance
- vl-vector-project-pointToEntity
- 記号+定数関数
- エンティティ関数
- ファイル関数
- vle-file-encoding
- vle-file->list
- バイナリファイル読み込み関数
- リトルエンディアン
- ビッグエンディアン
- バイナリファイル書き込み関数
- リトルエンディアン
- ビッグエンディアン
- データタイプ関数
- トランザクション+表示関数
VLEの記号と定数
- vle-extensions-active : VLEライブラリの有無を示す : VLE機能が利用可能な場合はT、そうでない場合はNIL
- vle_g_vecTol : (vle-vector-xxx)関数の幾何公差のプリセット、1e-10としてプリセットされる