「Princ」の版間の差分
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Hello"\nHello" ; ← 最初の Hello は princ 関数の出力、次の Hello は戻り値。 | |||
(princ "Hello\nWorld") | |||
Hello | |||
World"Hello\nWorld";← 最初の World は princ関数 の出力、次の Hello\nWorld は戻り値。 | |||
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* 制御文字については、[[prin1]] 関数を参照 | * 制御文字については、[[prin1]] 関数を参照 | ||
2012年10月27日 (土) 12:00時点における版
- 構文
- (princ [expr [file-desc]])
- 機能
- コマンド ラインに式を表示したり、開いているファイルに式を書き出す。
- この関数は、expr 引数内の制御文字を拡張せずに、そのまま出力することを除けば、prin1 関数と同じ。
- 一般に、prin1 関数は load と互換性がある方法で式を出力するためのもので、princ 関数は read-line 関数などの関数を使用して読み込める方法で式を出力する。
- 引数
-
- expr : 文字列または AutoLISP 式。 改行、指定した expr 引数、スペースの順に出力される。
- file-desc : 書き出しモードまたは追加モードで開かれたファイル ディスクリプタ。
- 戻り値
- 評価した expr 引数の値。 引数を指定しないで呼び出すと、空のシンボルが返される。この特性から、LISP式の最後にprinc関数を呼び出して出力を抑える抑止終了に利用します。
- サンプル
(princ) ; ← 空のシンボル (princ "\nHello") Hello"\nHello" ; ← 最初の Hello は princ 関数の出力、次の Hello は戻り値。 (princ "Hello\nWorld") Hello World"Hello\nWorld";← 最初の World は princ関数 の出力、次の Hello\nWorld は戻り値。
- 制御文字については、prin1 関数を参照
関連事項
- prin1 関数