「Prin1」の版間の差分
(ページの作成: ; 構文 : (prin1 [''expr'' [''file-desc'']]) ; 機能 : コマンド ラインに式を表示したり、開いているファイルに式を書き出す。 ; 引数 :* expr :…) |
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2010年11月24日 (水) 16:42時点における版
- 構文
- (prin1 [expr [file-desc]])
- 機能
- コマンド ラインに式を表示したり、開いているファイルに式を書き出す。
- 引数
-
- expr : 文字列または LISP 式。 改行、指定した expr 引数、スペースの順に出力される。
- file-desc : 書き出しモードまたは追加モードで開かれたファイル ディスクリプタ。
- 戻り値;
- 評価した expr 引数の値。 評価した prin1 引数の値。
- 引数を指定しないで呼び出すと、空のシンボルが返される。
- 関数の最後の式として、引数を指定しないで prin1 関数を使用すると、関数が終了したときに空白行が出力され、戻り値の表示を抑止することができる。
- サンプル
- (setq a 123 b '(a))
- (A)
- (prin1 'a)
- AA ← 最初の A はコマンドが出力した A で、後の A は戻り値の A 。
- (prin1 a)
- 123123 ← 最初の 123 はコマンドが出力した 123 で、後の 123 は戻り値の 123。
- (prin1 b)
- (A)(A) ← 最初の(A)はコマンドが出力した(A)で、後の(A)は戻り値の(A)。
- file‑desc 引数を指定していないので、上の例はそれぞれ画面に表示される。f が、書き出しモードまたは追加モードで開かれたファイルの有効なファイル ディスクリプタである場合、次のように関数を呼び出すと、文字列がファイルに書き出され、関数からその文字列が返される。
(prin1 "Hello" f) "Hello"
- ---
- expr 引数に制御文字が含まれる場合、prin1 関数は次の表に示すように、それらの文字の前に円記号(¥)を付けて拡張する。
制御文字 | |
---|---|
コード | 説 明 |
¥¥ | ¥ 文字 |
¥" | " 文字 |
¥e | エスケープ文字 |
¥n | 改行文字 |
¥r | 復帰文字 |
¥t | タブ文字 |
¥nnn | 8 進コードが nnn の文字 |
次の例は、制御文字の使用例。
(prin1 (chr 2)) "¥002""¥002" (prin1 "\U+0100") "Ā""Ā"
- IJCADはユニコード未対応。(IJCAD7 現在)
関連事項