「Autoload」の版間の差分
(ページの作成: ; 構文 : (autoload ''filename'' ''cmdlist'') ; 機能 : 関連する LISP ファイルをロードするためのコマンド名を事前に定義する。 : ユーザが c…) |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{AutoLISP}} | |||
; 構文 | ; 構文 | ||
: (autoload ''filename'' ''cmdlist'') | : (autoload ''filename'' ''cmdlist'') | ||
6行目: | 8行目: | ||
: 関連する LISP ファイルをロードするためのコマンド名を事前に定義する。 | : 関連する LISP ファイルをロードするためのコマンド名を事前に定義する。 | ||
: ユーザが cmdlist 引数で指定されたコマンドを初めて入力したとき、filename 引数で指定されたアプリケーションをロードし、そのコマンドを実行します。 | : ユーザが cmdlist 引数で指定されたコマンドを初めて入力したとき、filename 引数で指定されたアプリケーションをロードし、そのコマンドを実行します。 | ||
; 引数 | ; 引数 | ||
:* filename : 文字列。cmdlist 引数で定義されたコマンドの 1 つが、コマンド プロンプトに対して入力されたときにロードする.lsp ファイルを指定する。filename 引数でパスを省略した場合は、「検索パス」を使用してファイルが検索される。 | :* filename : 文字列。cmdlist 引数で定義されたコマンドの 1 つが、コマンド プロンプトに対して入力されたときにロードする.lsp ファイルを指定する。filename 引数でパスを省略した場合は、「検索パス」を使用してファイルが検索される。 | ||
:* cmdlist : 文字列のリスト。 | :* cmdlist : 文字列のリスト。 | ||
; 戻り値 | ; 戻り値 | ||
18行目: | 22行目: | ||
; サンプル | ; サンプル | ||
: CAD のコマンド プロンプトに対して APP1、APP2、 APP3 コマンドを初めて入力したときに、bonusapp.lsp ファイルが自動的にロードされるようにする。 | <pre class="brush:autolisp;"> | ||
; CAD のコマンド プロンプトに対して APP1、APP2、 APP3 コマンドを初めて入力したときに、bonusapp.lsp ファイルが自動的にロードされるようにする。 | |||
(autoload "BONUSAPP" '("APP1" "APP2" "APP3")) | |||
</pre> | |||
----- | ----- |
2022年1月2日 (日) 12:23時点における最新版
- 構文
- (autoload filename cmdlist)
- 機能
- 関連する LISP ファイルをロードするためのコマンド名を事前に定義する。
- ユーザが cmdlist 引数で指定されたコマンドを初めて入力したとき、filename 引数で指定されたアプリケーションをロードし、そのコマンドを実行します。
- 引数
-
- filename : 文字列。cmdlist 引数で定義されたコマンドの 1 つが、コマンド プロンプトに対して入力されたときにロードする.lsp ファイルを指定する。filename 引数でパスを省略した場合は、「検索パス」を使用してファイルが検索される。
- cmdlist : 文字列のリスト。
- 戻り値
- nil
- filename に関連付けられたコマンドが指定されたファイルで定義されていない場合、そのコマンドを入力するとエラー メッセージが表示される。
- サンプル
; CAD のコマンド プロンプトに対して APP1、APP2、 APP3 コマンドを初めて入力したときに、bonusapp.lsp ファイルが自動的にロードされるようにする。 (autoload "BONUSAPP" '("APP1" "APP2" "APP3"))
関連事項
- load 関数