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: read 関数は、任意の LISP データを表した文字列を分析し、文字列内の最初の式を適切なデータ タイプに変換して返す。 | : read 関数は、任意の LISP データを表した文字列を分析し、文字列内の最初の式を適切なデータ タイプに変換して返す。 | ||
; 引数 | ; 引数 | ||
:* string : 文字列。 string 引数には、リストと文字列の内部以外に空白を含めてはいけない。 | :* string : 文字列。 string 引数には、リストと文字列の内部以外に空白を含めてはいけない。 | ||
; 戻り値 | ; 戻り値 |
2016年6月12日 (日) 11:31時点における版
- 構文
- (read [string])
- 機能
- 文字列から取得した最初のリストまたはアトムを返す。
- read 関数は、任意の LISP データを表した文字列を分析し、文字列内の最初の式を適切なデータ タイプに変換して返す。
- 引数
-
- string : 文字列。 string 引数には、リストと文字列の内部以外に空白を含めてはいけない。
- 戻り値
- リストまたはアトム。 read 関数は、その引数を対応するデータ型に変換して返す。引数が与えられていない場合、read 関数は nil を返す。
- 空白、改行、タブ、括弧などの LISP シンボル区切り記号によって分割された複数の LISP 式が文字列内に含まれている場合、最初の式のみが返す。
- サンプル
- (read "one" )
- ONE ; ← Atom.
- ---
- (read "one two" )
- ONE ; ← Atom.
- ---
- (read " (1 2 3) (1) " )
- (1 2 3) ; ← List.
- ---
- (read " (one two) " )
- (ONE TWO) ; ← List.
- ---
- (read "12")
- 12 ; ← Integer.
- ---
- (read "\"First Name:\"")
- "First Name:" ; ← String.
- ---
- (read "¥"Hi Y'all¥"")
- "Hi Y'all" ; ← String.