「Help」の版間の差分
(ページの作成: ; 構文 : (help [''helpfile'' [''topic'' [''command'']]]) ; 機能 : ヘルプ機能を呼び出す。 ; 引数 :* helpfile : ヘルプ ファイルの名前を示す文字…) |
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: (help [''helpfile'' [''topic'' [''command'']]]) | : (help [''helpfile'' [''topic'' [''command'']]]) | ||
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; 機能 | ; 機能 | ||
: ヘルプ機能を呼び出す。 | : ヘルプ機能を呼び出す。 | ||
; 引数 | ; 引数 | ||
:* helpfile | :* helpfile … ヘルプ ファイルの名前を示す文字列。 helpfile 引数では、ファイル拡張子は必要ない。ファイル拡張子を指定すると、指定した名前のファイルのみが検索される。ファイル拡張子を指定しないと、CAD は拡張子 .chm の helpfile 引数のファイルを探す。その名前のファイルが見つからない場合、CAD は拡張子 .hlp のファイルを探す。 | ||
:* topic | :* topic … ヘルプ トピック ID を指定する文字列。拡張子を付けずに CHM ファイル内のトピックを呼び出すと、CAD は拡張子 .htm を追加する。 | ||
:* command | :* command … [ヘルプ]ウィンドウの初期状態を指定する文字列。command 引数を、Microsoft Windows SDK で定義されている HtmlHelp()関数および WinHelp()関数の uCommand(HTML ヘルプ)または fuCommand(WinHelp)引数で使用される文字列にすることもできる。 | ||
:: | ::* HTML ファイルでは、command 引数に、HH_ALINK_LOOKUP または HH_DISPLAY_TOPIC を指定することができる。 | ||
:: | ::* Windows ヘルプ ファイルでは、HELP_CONTENTS、HELP_HELPONHELP、HELP_PARTIALKEY を指定することができる。 | ||
; 戻り値 | ; 戻り値 | ||
: 成功した場合は helpfile 文字列、それ以外の場合は nil。引数を指定せずに help 関数を使用すると、正常に終了した場合は空の文字列("")を、失敗した場合は nil | : 成功した場合は helpfile 文字列、それ以外の場合は nil。引数を指定せずに help 関数を使用すると、正常に終了した場合は空の文字列("")を、失敗した場合は nil が返される。 | ||
* help 関数がアプリケーションに返す唯一のエラー状態は、helpfile 引数で指定したファイルの存在状態。他のすべてのエラーは、ダイアログ ボックスを通してユーザに報告される。 | |||
; サンプル | ; サンプル | ||
: 次のコードは、help 関数を呼び出して achelp.chm ヘルプ ファイル内の MYCOMMAND の情報を表示する。 | : 次のコードは、help 関数を呼び出して achelp.chm ヘルプ ファイル内の MYCOMMAND の情報を表示する。 | ||
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(help "achelp.chm" "mycommand") | |||
(help "achelp.chm" "mycommand" "HH_DISPLAY_TOPIC") | |||
(help "achelp.chm" "mycommand" "HH_ALINK_LOOKUP") | |||
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関連事項 | 関連事項 |
2015年8月17日 (月) 02:52時点における最新版
- 構文
- (help [helpfile [topic [command]]])
- 機能
- ヘルプ機能を呼び出す。
- 引数
-
- helpfile … ヘルプ ファイルの名前を示す文字列。 helpfile 引数では、ファイル拡張子は必要ない。ファイル拡張子を指定すると、指定した名前のファイルのみが検索される。ファイル拡張子を指定しないと、CAD は拡張子 .chm の helpfile 引数のファイルを探す。その名前のファイルが見つからない場合、CAD は拡張子 .hlp のファイルを探す。
- topic … ヘルプ トピック ID を指定する文字列。拡張子を付けずに CHM ファイル内のトピックを呼び出すと、CAD は拡張子 .htm を追加する。
- command … [ヘルプ]ウィンドウの初期状態を指定する文字列。command 引数を、Microsoft Windows SDK で定義されている HtmlHelp()関数および WinHelp()関数の uCommand(HTML ヘルプ)または fuCommand(WinHelp)引数で使用される文字列にすることもできる。
- HTML ファイルでは、command 引数に、HH_ALINK_LOOKUP または HH_DISPLAY_TOPIC を指定することができる。
- Windows ヘルプ ファイルでは、HELP_CONTENTS、HELP_HELPONHELP、HELP_PARTIALKEY を指定することができる。
- 戻り値
- 成功した場合は helpfile 文字列、それ以外の場合は nil。引数を指定せずに help 関数を使用すると、正常に終了した場合は空の文字列("")を、失敗した場合は nil が返される。
- help 関数がアプリケーションに返す唯一のエラー状態は、helpfile 引数で指定したファイルの存在状態。他のすべてのエラーは、ダイアログ ボックスを通してユーザに報告される。
- サンプル
- 次のコードは、help 関数を呼び出して achelp.chm ヘルプ ファイル内の MYCOMMAND の情報を表示する。
(help "achelp.chm" "mycommand") (help "achelp.chm" "mycommand" "HH_DISPLAY_TOPIC") (help "achelp.chm" "mycommand" "HH_ALINK_LOOKUP")
関連事項
- setfunhelp 関数