「Rtos」の版間の差分
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2014年11月27日 (木) 10:46時点における版
- 構文
- (rtos number [mode [precision]])
- 機能
- 数値を文字列に変換する。
- rtos 関数は、mode 引数、precision 引数、およびシステム変数 UNITMODE、DIMZIN、LUNITS、LUPREC の設定に従って number を表す文字列を返す。
- 引数
-
- number : 数値。
- mode : 長さの単位モードを表す整数。 mode 引数はシステム変数 LUNITS が認めている値に対応する。
- mode 引数には、次の値の 1つを指定することができる。
- 1 指数表記
- 2 十進数
- 3 工業図面表記(フィートと小数インチ)
- 4 建築図面表記(フィートと分数インチ)
- 5 分数表記
-
- precision : 精度を指定する整数。
- mode 引数と precision 引数は、システム変数 LUNITS と LUPREC に対応する。
- これらの引数を省略すると、LUNITS と LUPREC の現在の設定を使用する。
- 戻り値
- 文字列。 システム変数 UNITMODE は、工業図面表記、建築図面表記、分数表記(mode の値が 3、4、5)を選択したときに返される文字列に影響する。
- サンプル
- 変数 x を次のように設定する。
- (setq x 17.5)
- 17.5
- x の値を、精度が 4 の指数表記形式の文字列に変換。
- (setq fmtval (rtos x 1 4))
- "1.7500E+01"
- x の値を、精度が 2 の十進表記形式の文字列に変換。
- (setq fmtval (rtos x 2 2))
- "17.50"
- x の値を、精度が 2 の工業図面表記形式の文字列に変換。
- (setq fmtval (rtos x 3 2))
- "1'-5.50¥""
- x の値を、建築図面表記形式の文字列に変換。
- コマンド: (setq fmtval (rtos x 4 2))
- "1'-5 1/2¥""
- x の値を、分数表記形式の文字列に変換。
- (setq fmtval (rtos x 5 2))
- "17 1/2"
- システム変数 UNITMODE を 1 に設定すると、入力されたように単位が表示する。 これは、工業図面表示、建築図面表記、分数表記形式を指定したときに rtos 関数が返す値に影響する。
- 次に、例を示す。
- (setvar "unitmode" 1)
- 1
- (setq fmtval (rtos x 3 2))
- "1'5.50¥""
- (setq fmtval (rtos x 4 2))
- "1'5-1/2¥""
- (setq fmtval (rtos x 5 2))
- "17-1/2"