スプライン
用語
スプライン (spline)
意味
CAD でいうスプラインは、スプライン曲線の事を指す。
CAD が登場する以前は雲定規や自在定規で作図されていて、有機的な曲線を得るために使用されていた。
スプラインは、エネルギーを最小にする曲線(そのため自然界に多い)で、数学的には三次スプライン曲線となる。
dwg におけるスプライン曲線は、B-スプライン、NURBS(非一様有理Bスプライン)曲線で定義されている。(CADでスプラインというと大体NURBS曲線。)
数式で表される曲線のため、曲線の途中で切ったり分割する場合は、その結果に見合った数式を作る必要があるため、だいたい近似値による編集となる。
別の有機的曲線としてベジェ曲線がある。ベジェ曲線は B-スプラインの特殊な場合にあたるものなので内包してるといえる。
昔の DXFファイルや理解の浅いソフトから書き出されたDXFファイルは、スプラインが変な形で再現されることがある。(この場合保存バージョン変えて対処したりする。)
関連事項