「Tin+civil関数-BricsCAD」の版間の差分

提供:GizmoLabs - だいたい CAD LISP なサイト
編集の要約なし
 
(同じ利用者による、間の8版が非表示)
15行目: 15行目:


== TinSurface LISP APIを有効にするには? ==
== TinSurface LISP APIを有効にするには? ==
TinSurface(不規則三角形で構成されたサーフェス)+ Civil の LISP機能セットは BRX コアシステムを使用して実装されているため、.NETを使用してTinSurface + Civil LISPインタフェース機能を明示的にロード/アクティブ化する必要がある。
TinSurface(不規則三角形で構成されたサーフェス)+ Civil の LISP機能セットは明示的にロード/アクティブ化する必要がある。
(AutoCAD AutoLISPで必須の(vl-load-com)と似た使い方)。
(AutoCAD AutoLISPで必須の(vl-load-com)と似た使い方)。


104行目: 104行目:




=== tin サーフェス拘束関数 ===
=== Tin サーフェス拘束関数 ===
すべてのTinサーフェス拘束関数は、接頭辞: "tinc: "を使用。
すべてのTinサーフェス拘束関数は、接頭辞: "tinc: "を使用。
<div class="mcol2">
<div class="mcol2">
137行目: 137行目:


</div>
</div>


=== Tin ボリュームサーフェス関数 ===
=== Tin ボリュームサーフェス関数 ===
163行目: 162行目:




=== Civilアライメントビュー機能 ===
=== Civilアライメント(線形)ビュー機能 ===
Civil Vertical AlignmentViewのすべての関数は、接頭辞 : "tinav:" を使用。
シビル垂直線形ビュー(Civil Vertical AlignmentView)のすべての関数は、接頭辞 : "tinav:" を使用。


<div class="mcol2">
<div class="mcol2">
* Civilアライメントビュー作成関数
* シビル垂直線形ビュー作成関数
** [[tinav:createvalignmentview]]
** [[tinav:createvalignmentview]]




* Civilアライメントビュー get プロパティ関数
* シビル線形ビュー get プロパティ関数
** [[tinav:alignmentviewtype]]
** [[tinav:alignmentviewtype]]
** [[tinav:isalignmentview]]
** [[tinav:isalignmentview]]
188行目: 187行目:




* Civilアライメントビュー set プロパティ関数
* シビル垂直線形ビュー set プロパティ関数
** [[tinav:setbaseelevation]]
** [[tinav:setbaseelevation]]
** [[tinav:sethalignment]]
** [[tinav:sethalignment]]
198行目: 197行目:




* Civilアライメントビュー編集関数
* シビル垂直線形ビュー 編集関数
** [[tinav:fromwcspoint]]
** [[tinav:fromwcspoint]]
** [[tinav:towcspoint]]
** [[tinav:towcspoint]]
206行目: 205行目:
</div>
</div>


 
=== Civilグレーディング(造成)関数 ===
=== Civilグレーディング関数 ===
すべてのCivil Grading関数は、接頭辞: "tingr: "を使用
すべてのCivil Grading関数は、接頭辞: "tingr: "を使用
<div class="mcol2">
<div class="mcol2">
230行目: 228行目:
** [[tingr:get-midordinatedist]]
** [[tingr:get-midordinatedist]]
** [[tingr:get-offset]]
** [[tingr:get-offset]]
** [[tingr:get-regionend]]
** [[tingr:get-regionstart]]
** [[tingr:get-regionstart]]
** [[tingr:get-regionend]]
** [[tingr:get-resultdaylight]]
** [[tingr:get-resultdaylight]]
** [[tingr:get-segmentmaxangle]]
** [[tingr:get-segmentmaxangle]]
270行目: 268行目:
Lispの定義済み定数は多数あり、ほとんどの場合、これらの定数は次のように組み合わせることができる。
Lispの定義済み定数は多数あり、ほとんどの場合、これらの定数は次のように組み合わせることができる。
  (+ bcTinStyleTriangles bcTinStyleContours)
  (+ bcTinStyleTriangles bcTinStyleContours)
12




301行目: 300行目:
| || bcTinVolumeToDepth || 2 || ボリュームサーフェス : 基準は深さ値
| || bcTinVolumeToDepth || 2 || ボリュームサーフェス : 基準は深さ値
|-  
|-  
| || bcTinNoAlignmentView || 0 || 非整列ビューエンティティ
| || bcTinNoAlignmentView || 0 || 非線形ビューエンティティ
|-  
|-  
| || bcTinAlignmentView || 1 || 汎用配置ビューエンティティ
| || bcTinAlignmentView || 1 || 汎用線形ビューエンティティ
|-  
|-  
| || bcTinVAlignmentView || 2 || 垂直配向ビューエンティティ
| || bcTinVAlignmentView || 2 || 垂直線形ビューエンティティ
|-  
|-  
| ||  ||  ||  
| ||  ||  ||  
377行目: 376行目:
| || bcTinCivil3dSurfaceLabels || 1 || インポートする表面ラベル
| || bcTinCivil3dSurfaceLabels || 1 || インポートする表面ラベル
|-  
|-  
| || bcTinCivil3dAlignmentsLabels || 2 || インポートするアライメントラベル
| || bcTinCivil3dAlignmentsLabels || 2 || インポートする線形ラベル
|-  
|-  
| || bcTinCivil3dUnattachedLabels || 4 || インポートする未貼付のラベル
| || bcTinCivil3dUnattachedLabels || 4 || インポートする未貼付のラベル

2023年7月22日 (土) 09:10時点における最新版

BricsCAD の Tin + Civil関数 について

V21以降、BricsCAD LISPは TinSurface + Civil機能専用のインターフェイスを提供している。(「PRO」ライセンスが必要) この新しいAPI部分は、シンプルで柔軟性があり、名前、引数、動作、結果において通常の AutoLISP のロジックに従うように設計されている。

  • TinSurface + Civil 機能は BricsCAD Professional ("PRO") ライセンス レベルを必要とするため、下位レベルのライセンスを使用する場合 (または RunAsLevel=0 などで無効にする場合)、API モジュールはアクティブではなく、すべての TinSurface LISP API 機能は「無操作」モードで作動する。
  • TinSurface + Civilの開発が常に継続されているため、BRXおよびLISP APIも拡張され、より多くの機能を提供し、サードパーティ開発者からのアイデアやフィードバックも取り込まれている。


ライセンスレベルの確認方法は?

  • ( bcad$LicenseLevels ) と ( vle-licenselevel ) の2つのLisp関数があり、どちらも同じ実装を使用している。
  • TinSurfaceが使用可能な場合、返されるリストには "Professional "という文字列が含まれる。
  • "RunAsLevel "の設定も結果リストで尊重されます。

TinSurface LISP APIを有効にするには?

TinSurface(不規則三角形で構成されたサーフェス)+ Civil の LISP機能セットは明示的にロード/アクティブ化する必要がある。 (AutoCAD AutoLISPで必須の(vl-load-com)と似た使い方)。

(vl-load-tin) ; でロードする

すべてのコンテキスト条件 (PRO以上の実行レベル) が満たされている場合、拡張機能がロードされ、T (または TinSurface/Civil API 部分が利用できない場合は NIL) が返される。

いくつかの一般的なヒントとルール

「エンティティ名」の使用 : 関数が「エンティティ名」を必要とする場合、「クラシック名(ename)」と「vlaオブジェクト」の両方がサポートされている。

TinSurface + Civil APIの関数

Tin サーフェス関数

すべてのTin Surface関数は、接頭辞 "tin:" を使用。


Tin サーフェス拘束関数

すべてのTinサーフェス拘束関数は、接頭辞: "tinc: "を使用。

Tin ボリュームサーフェス関数

すべてのTin VolumeSurface関数は、接頭辞 : "tinvs: "を使用。


Civilアライメント(線形)ビュー機能

シビル垂直線形ビュー(Civil Vertical AlignmentView)のすべての関数は、接頭辞 : "tinav:" を使用。

Civilグレーディング(造成)関数

すべてのCivil Grading関数は、接頭辞: "tingr: "を使用

TinSurface型定数

Lispの定義済み定数は多数あり、ほとんどの場合、これらの定数は次のように組み合わせることができる。

(+ bcTinStyleTriangles bcTinStyleContours)
12


変数名/シンボル名 整数 Tinサーフェス タイプ
bcTinStyleNone 0 clears all Tinサーフェススタイル
bcTinStyleBoundary 1 Tinサーフェスに境界を表示することができる。
bcTinStylePoints 2 Tinサーフェス上に点を表示することができる。
bcTinStyleTriangles 4 Tinサーフェスに三角形を表示することができる。
bcTinStyleContours 8 Tinサーフェスに高さコンターを表示することができる。
bcTinStyleElevationTooltip 16 Tinサーフェスにツールチップを表示できる。
bcTinMeshTypeElevation 1 メッシュ生成:標高を指定
bcTinMeshTypeDepth 2 メッシュ生成:深さ指定
bcTin3dSolidTypeElevation 1 3Dソリッド生成:高さ指定
bcTin3dSolidTypeDepth 2 3Dソリッド生成:深さ指定
bcTinVolumeBaseComparison 0 ボリュームサーフェス : 基準は底面高さ
bcTinVolumeToElevation 1 ボリュームサーフェス : 基準は標高値
bcTinVolumeToDepth 2 ボリュームサーフェス : 基準は深さ値
bcTinNoAlignmentView 0 非線形ビューエンティティ
bcTinAlignmentView 1 汎用線形ビューエンティティ
bcTinVAlignmentView 2 垂直線形ビューエンティティ
EConstraintType bcTinBreakline 0 ブレイクライン型
bcTinBoundary 1 バウンダリー型
bcTinWall 2 壁型
EBreaklineType bcTinBreaklineNomal 0 通常ブレイクライン
bcTinNonDestructive 1 非破壊ブレイクライン
EIntersectionElevation bcTinNotAllowed 0 誤った状態・結果を示す。
bcTinElevationMin 1 最低標高を指定する
bcTinElevationMax 2 最大標高を指定する
bcTinElevationMid 3 平均/中位標高を指定する。
EWallType bcTinWallNomal 0 通常壁タイプ
bcTinWallProjected 1 プロジェクション壁タイプ
EWallSide bcTinWallLeft 0 左側壁タイプ
bcTinWallRight 1 右側壁タイプ
EBoundaryType bcTinShow 0 境界内のtinを表示する
bcTinHide 1 tin を境界の内側に隠す("穴")。
bcTinOuter 2 boundaryは外側の境界線(「クリップ」)。
ECropType bcTinRemoveBreaklines 0 ブレイクラインを削除
bcTinLeaveBreaklines 1 ブレイクラインを保つ
EVolumeMethod bcTinVolumeSimplePrisms 0 正味の体積を返すだけで、表面は同じ境界を持つ必要がある。
bcTinVolumeIsopachytes 1 未実施
bcTinVolumeComplexPrisms 2 フィル/カット・ボリューム
bcTinVolumeElevation 3 ボリュームを標高に固定する。
bcTinVolumeDepth 4 ボリュームからオフセット面へ
bcTinVolumeIsopachytesDrape 5
ECivilLabelImportFlags bcTinCivil3dNoLabels 0 インポートラベルなし
bcTinCivil3dSurfaceLabels 1 インポートする表面ラベル
bcTinCivil3dAlignmentsLabels 2 インポートする線形ラベル
bcTinCivil3dUnattachedLabels 4 インポートする未貼付のラベル
いくつかのプリセットな組み合わせ :
bcTinCivil3dDefaultLabels 6 bcTinCivil3dSurfaceLabels + bcTinCivil3dUnattachedLabels
bcTinCivil3dAllLabels 255 ラベルはすべて取り込み
ETinGradingSide bcTinGradingSideNone -1
bcTinGradingSideLeft 0 右側グレーディング
bcTinGradingSideRight 1 右側グレーディング
ETinGradingType bcTinGradingTypeNone -1 未定義のグレーディングタイプ
bcTinGradingTypeSlopeSurface 0 サーフェスタイプ
bcTinGradingTypeSlopeOffset 1 スロープオフセットタイプ
ETinSlopeFormat bcTinSlopeNoFormat -1
bcTinSlopeRiseRun 0 ライズランフォーマット使用
bcTinSlopeDegrees 1 度を使用
bcTinSlopePercent 2 パーセントを使用
bcTinSlopeRadians 3 ラジアンを使用
ETinGradingCalculationMethod bcTinGradingAccurate 0 精密計算を使用
bcTinGradingFast 1 高速計算を使用(少し精度が落ちる)
ETinGradingVisualStyle (bit flags) bcTinGradingDrawNothing 0 非可視化
bcTinGradingDrawSurface 1 サーフェスをビジュアル化
bcTinGradingDrawRays 2 光線をビジュアル化
bcTinGradingDrawDaylight 4 昼光輪郭表示をビジュアル化
ETinGradingStatus (bit flags) bcTinGradingNoStatus 0
bcTinGradingOk 1
bcTinGradingUpdateNeeded 2
bcTinGradingIncorrectInputData 4
bcTinGradingSurfaceMissing 8
bcTinGradingRuleMissing 16
bcTinGradingInputDataOutsideSurface 32
bcTinGradingGradingOutsideSurface 64
bcTinGradingOffsetFailed 128
bcTinGradingMultipleOffsetResult 256
bcTinGradingZeroGrading 512
bcTinGradingUnknownError 1024
bcTinGradingInputDataMissing 2048
bcTinGradingInvalidInput 4096
bcTinGradingInvalidRule 8192
bcTinGradingTimeout 16384