MNLファイル

提供:GizmoLabs - だいたい CAD LISP なサイト
2021年8月17日 (火) 08:39時点におけるGizmon (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

MNLファイルは、AutoCAD の AutoLISP メニュー用のファイルである。

AutoCAD は、カスタマイズ ファイルをロードするときに、ファイル名がメニュー ファイルと同一の MNL ファイルを検索して、ファイルが見つかるとメモリにロードされる。 この機能を使用すると、メニューの適切な動作に必要な AutoLISP 関数を確実に AutoCAD にロードすることができる。


たとえば、既定の AutoCAD カスタマイズ ファイル、 acad.cuix がロードされると、acad.mnl ファイルが適切にロードされる。このファイルには、メニューで使用される AutoLISP 関数が数多く定義されている。MNL ファイルは、acaddoc.lsp ファイルの後にロードされます。 注:AutoLISP の command 関数を使用して、(command "menu" "newmenu") のような構文でカスタマイズ ファイルをロードすると、関連する MNL ファイルは、AutoLISP ルーチンが実行し終わるまでロードされない。

この例のように、princ 関数の呼び出しを使用してステータス メッセージを表示することができる。 最初の princ が実行されると、コマンド プロンプト領域に次のメッセージが表示される。

Newmenu のユーティリティ… がロードされました

2 番目の princ で AutoLISP 関数が終了します。2 番目の princ 関数を呼び出さないと、上記のメッセージが 2 回表示される。 安全を期すために、load 関数の呼び出しで、前述の onfailure 引数を指定することもできる。