ビットコード

提供:GizmoLabs - だいたい CAD LISP なサイト
2024年4月19日 (金) 05:46時点におけるGizmon (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「AutoCADと互換CADでビットコードというと、主にシステム変数の設定値の種類の一つとして利用される。 システム変数の中で「ビットコード」を使用してコントロールされるものは、オプションの値を加算して動作の一意の組み合わせを指定する。 たとえば、システム変数 osmode では、次のビットコード値を設定する。 * 0:NON[解除] * 1 :END[端点]…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

AutoCADと互換CADでビットコードというと、主にシステム変数の設定値の種類の一つとして利用される。


システム変数の中で「ビットコード」を使用してコントロールされるものは、オプションの値を加算して動作の一意の組み合わせを指定する。

たとえば、システム変数 osmode では、次のビットコード値を設定する。

  • 0:NON[解除]
  • 1 :END[端点]
  • 2 :MID[中点]
  • 4 :CEN[中心]
  • 8 :NOD[点]
  • 16:QUA[四半円点]
  • 32 :INT[交点]
  • 64 :INS[挿入基点]
  • 128 :PER[垂線]
  • 256 :TAN[接線]
  • 512 :NEA[近接点]
  • 1024 :AutoCAD 2016 & BricsCAD V16 & IJCAD2018以降 : GCE[図心]、それ以前は "すべてのオブジェクト スナップ解除"
  • 2048 :APP[仮想交点]
  • 4096 :EXT[延長]
  • 8192 :PAR[平行]
  • 16384 :現在の定常オブジェクト スナップを無効にする。


つまり、5 にセットすると 1+4 で端点と中心のオブジェクトスナップが有効になり、1+4+16384 の 16389 にすると、端点と中心のオブジェクトスナップを保持しながら、オブジェクトスナップが無効ということになる。