Read-char

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2009年11月9日 (月) 10:17時点におけるGizmon (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成: ; 構文 : (read-char [''file-desc'']) ; 機能 : キーボード入力バッファまたは開いているファイルから読み込んだ文字を表す 10 進表記の ASCI…)
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構文
(read-char [file-desc])


機能
キーボード入力バッファまたは開いているファイルから読み込んだ文字を表す 10 進表記の ASCII コードを返す。
引数
  • file-desc : 開いているファイルを指し示すファイルディスクリプタ(open 関数で取得)。 file-desc 引数を指定しないと、read-char 関数はキーボード入力バッファから情報を取得する。
戻り値
文字の ASCII コードを表す整数。 read-char 関数は、改行文字または復帰改行シーケンスを検出した場合は、常に単一の改行文字(ASCII コード 10)を返す。


サンプル
次の例では file-desc 引数が指定されていないので、データをキーボード バッファから取得する。
(read-char) 
キーボード バッファが空なので、read-char 関数はユーザ入力を待つ。
ABC 
65 
ユーザが ABC と入力すると、read-char 関数は、入力された最初の文字(A)を表す ASCII コードを返す。 次の 3 つの read-char 関数の呼び出しでは、キーボード バッファに残っているデータを返す。このデータをそれぞれ、66(文字 B の ASCII コード)、67(C)、10(改行)に変換する。
(read-char) 
66
(read-char) 
67
(read-char) 
10
これでキーボード バッファが空になったので、次に read-char 関数を呼び出すと、ユーザ入力待ちになる。
(read-char)