Vports

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構文
(vports)


機能
現在のビューポート設定に関するビューポートディスクリプタのリストを返す。
引数
  • なし
戻り値
ビューポート識別番号とビューポートの左下と右上コーナの座標から構成された 1 つまたは複数のビューポート ディスクリプタ リスト。
システム変数 TILEMODE が 1(オン)に設定されている場合、返されたリストは VPORTS[ビューポート管理]コマンドで作成されたビューポート設定を表す。ビューポートのコーナーは 0.0から 1.0の間の値で表され、(0.0,0.0)は表示画面の作図領域の左下コーナーを、(1.0,1.0)は右上コーナーを表す。 TILEMODE が 0(オフ)の場合、返されたリストは MVIEW [浮動ビューポート管理]コマンドで作成されたビューポートオブジェクトを表す。
ビューポート オブジェクトのコーナーはペーパー空間座標で表される。TILEMODE がオフのときは、ビューポート番号 1 は常にペーパー空間。


サンプル
TILEMODE をオンにして単一のビューポートを設定したとすると、vports 関数は次のようなリストを返す。
(vports)
((2 (0.0 0.0) (1.0 1.0)))
TILEMODE をオンにして画面の 4 つのコーナーに同じサイズのビューポートを配置したとすると、vports 関数は次のようなリストを返す。(整形した状態。)
(vports)
((5 (0.5 0.0) (1.0 0.5))
 (2 (0.5 0.5) (1.0 1.0))
 (3 (0.0 0.5) (0.5 1.0))
 (4 (0.0 0.0) (0.5 0.5)))
リストの先頭は、常に現在のビューポートのディスクリプタになる。上の例では、ビューポート番号 5 が現在のビューポート。