LISPデータタイプ(シンボルと変数)

提供:GizmoLabs - だいたい CAD LISP なサイト
2010年9月24日 (金) 13:17時点におけるGizmon (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成: AutoLISP は、シンボルを使用してデータを保持する。 シンボル名は大文字と小文字を区別せず、下記を除く任意の英数字及び特殊記号…)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

AutoLISP は、シンボルを使用してデータを保持する。 シンボル名は大文字と小文字を区別せず、下記を除く任意の英数字及び特殊記号の組み合わせを使用できる。

シンボル名で使用できない文字

文字 読み
( 左括弧
) 右括弧
. ピリオド
' アポストロフィ
" クォーテーション
; セミコロン


また、シンボル名を数字だけで構成することはできない。


厳密に言えば、AutoLISP のアプリケーションは、文字列、実数、整数などのシンボルまたは定数値から成り立っている。混乱を避けるため、このマニュアルでは、組み込み関数やユーザ定義関数などスタティックなデータを格納するシンボル名を、「シンボル」と呼ぶ。 これに対し、プログラム データを格納するシンボル名を、「変数」と呼ぶ。 次の例では、setq 関数を使用して、"これは文字列です" という文字列値を変数 str1 に 代入している。

(setq str1 "これは文字列です")
"これは文字列です" 

コードの作成者やコードを読む必要がある人のために、コードを読みやすくします。 シンボルや変数は意味のある名前にしてください。