Makelispapp

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機能の概要

1 つまたは複数の AutoLISP(LSP)ソース ファイルを、ユーザに配布およびコードを保護することができるアプリケーション(VLX)ファイルにコンパイルする。

  • 注: このコマンドは、LISPSYS が 1 に設定されている場合にのみ使用できる。LISPSYS が 0 または 2 に設定されている場合、LSP ファイルをコンパイルするには、Visual LISP エディタを使用する。
  • memo:AutoCAD 2021から IDE が VSCODE になったことで、ACAD 内でLSPをコンパイルする部分だけ VLIDE から抜き出したような形になっている。


コマンドアクセス

  • ボタン:
  • メニュー:
  • コマンド入力 : MAKELISPAPP
  • エイリアス : なし
  • ショートカット : なし


機能の内容

LISPSYS が 1 に設定されている場合、アプリケーション(VLX)ファイルは Unicode 文字セット サポートを使用して構築されており。AutoCAD 2020 以前の AutoCAD ベースの製品でロードすることはできない。AutoCAD 2020 以前の AutoCAD ベースの製品をサポートする必要があり、Unicode をサポートする必要がない場合は、アプリケーション(VLX)ファイルを作成する前に LISPSYS を 0 または 2 に設定する。

コマンドの流れ

次のプロンプトが表示される。

  • 作成
    • 変更された AutoLISP ソース ファイルのみをコンパイルし、AutoLISP ビルド プロジェクト(PRV)ファイルの設定に基づいてアプリケーション(VLX)ファイルを作成する。
    • 注: アプリケーションのオプションを変更(たとえば、[標準]コンパイル モードから[最適化およびリンク]に変更)する場合、[再作成]オプションを使用して、指定した変更で新しいアプリケーション(VLX)ファイルを作成する必要がある。このオプションでは、AutoLISP のソース コード ファイルに対する変更のみがチェックされ、アプリケーションのオプションに対する変更はチェックされない。
  • プロパティ
    • [新しいアプリケーションのプロパティ]ダイアログ ボックスが表示され、既存の AutoLISP ビルド プロジェクト(PRV)ファイルのプロパティを編集することができる。
  • 再作成
    • すべての AutoLISP ソース ファイルを再コンパイルし、AutoLISP ビルド プロジェクト(PRV)ファイルの設定に基づいてアプリケーション(VLX)ファイルを作成する。
  • ウィザード
    • [アプリケーションを作成]ウィザードが表示され、新しい AutoLISP ビルド プロジェクト(PRV)ファイルを作成して、プロジェクトをアプリケーション(VLX)ファイルにコンパイルすることができる。
    • 新しいプロジェクトを作成するときに、VLX ファイルにコンパイルする AutoLISP ソース ファイルおよび DCL ファイルを指定する。