システム変数
AutoCAD や互換 CAD では、動作環境に関する設定値および一部のコマンドの設定値がシステム変数に格納される。
システム変数名を入力したり、SETVAR[変数設定]コマンドを使用したり、AutoLISP の getvar 関数と setvar 関数を使用して、すべてのシステム変数の値の取得や変更をしたり、直接コマンド プロンプトで変更することができる。
多くのシステム変数は、CAD の設定やコマンドのオプションの設定ダイアログ ボックスからアクセスすることができる。
システム変数は、レジストリや図面ファイルに保存されるものと、CADが実行されている時のみ有効で保存されないものがある。 DWG ファイルに保存されるシステム変数があるということは、必然的にシステム変数に対応していない CAD は DWG・DXFフォーマットと互換が取れているとはいえないと言うことになる。
- 互換 CAD では、対応していない機能に関連するシステム変数は、システム変数はあるものの機能していないものがある。なぜそうした物があるかというとカスタマイズプログラムを中断させないための互換性向上の理由であると言ってよく、機能が実装されるタイミングでシステム変数も機能するようになることが多い。
- システム変数を本サイトで扱うのは各CAD ひっくるめて変数を確認したいという要求のためです。(プログラム作成中のショートカット)