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== 寸法スタイルの優先 == | |||
寸法スタイルの優先は、寸法、引出線および幾何公差図形に適用できる。これらの図形に適用される変更はすべて、図形に拡張データとして保管される。変更された寸法記入変数のグループ コードとその値は、グループ 1002 の制御文字列内に含まれる。 | |||
次は、変数 DIMTOL[許容差表示]および DIMCLRE[補助線の色]を変更した寸法図形の拡張データの例。 | |||
<pre class="brush:autolisp;"> | |||
(setq diment (car (entsel))) ; 寸法図形を選択 | |||
(setq elst (entget diment '("ACAD"))) ; 図形定義リストを取得 | |||
(assoc -3 elst) ; 拡張データのみを抽出 | |||
; このコードは、次のようなリストを返す。 | |||
(-3 ("ACAD" 拡張データ ACAD APPID セクションの開始 | |||
(1000 . "DSTYLE") (1002 ."{") ; 寸法スタイル サブセクションの開始 | |||
(1070 . 177) (1070 . 3) ; DIMCLRE(コード 177)優先 + 値(3) | |||
(1070 . 71) (1070 . 1) ; DIMTOL(コード 71)優先 + 値(1) | |||
(1002 . "}") )) ; 寸法スタイル サブセクションおよび ACAD セクションの終了 | |||
</pre> | |||
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2012年12月15日 (土) 07:47時点における最新版
寸法(DIMENSION)のエンティティグループ コード
寸法に共通のグループ コード
グループコード | 概要 |
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100 | サブクラス マーカー(AcDbDimension) |
2 | 寸法図形を構成している図形が含まれるブロックの名前 |
10 | 定義点(WCS)。DXF: X 値、APP: 3D 点 |
20, 30 | DXF: 定義点の Y および Z の値(WCS) |
11 | 寸法値の中点(OCS)。DXF: X 値、APP: 3D 点 |
21, 31 | DXF: 寸法値の中点の Y および Z の値(OCS) |
70 | 追加されるビット値(ビット8)。 |
71 | アタッチされる点: 1 = 左上、2 = 上中央、3 = 右上、4 = 左中央、5 = 中央、6 = 右中央、7 = 左下、8 = 下中央、9 = 右下 |
72 | 寸法値の行間隔スタイル(省略可能): 1 (または省略) = 最低(高い文字を基準にしています)、2 = 固定(低い文字を基準にしている) |
41 | 寸法値の行間隔係数(省略可能): 適用される既定(3 対 5)の行間隔のパーセンテージ。有効な値の範囲は、0.25 ~ 4.00。 |
42 | 実際の計測値(省略可能、値は読み込み専用) |
1 | ユーザが明示的に入力した寸法値。省略可能、既定は計測値。空の文字列や "<>" の場合は、計測値が寸法値として表示される。““(スペースが 1 つ)の場合は、寸法値は表示されない。 それ以外は、そのまま寸法値 として記入される。 |
53 | 省略可能なグループ コード 53 は、既定の方向(寸法線の方向)からの寸法値の回転角度です(省略可能)。 |
51 | すべての寸法タイプには、寸法図形の水平方向を示す省略可能なグループ コード 51 がある。寸法図形は、水平寸法、垂直寸法および回転した平行寸法の寸法値と寸法線の方向を決定する。このグループの値は、OCS の X 軸と UCS の X 軸間の角度の負数になります。常に、OCS の XY 平面にある。 |
210 | 押し出し方向(省略可能、既定 = 0, 0, 1)。DXF: X 値、APP: 3D ベクトル |
220, 230 | DXF: 押し出し方向の Y および Z の値(省略可能) |
3 | 寸法スタイル名 |
- アプリケーション ID "ACAD" に属する拡張データが、寸法図形の後に続くことがある(この図形に適用された任意の寸法優先がある場合)。詳細は、寸法スタイルの優先を参照。
すべての寸法タイプで、次のグループ コードは WCS の 3D 点を表す。
(10, 20, 30) (13, 23, 33) (14, 24, 34) (15, 25, 35)
すべての寸法タイプで、次のグループ コードは OCS の 3D 点を表す。
(11, 21, 31) (12, 22, 32) (16, 26, 36)
寸法スタイルの優先
寸法スタイルの優先は、寸法、引出線および幾何公差図形に適用できる。これらの図形に適用される変更はすべて、図形に拡張データとして保管される。変更された寸法記入変数のグループ コードとその値は、グループ 1002 の制御文字列内に含まれる。 次は、変数 DIMTOL[許容差表示]および DIMCLRE[補助線の色]を変更した寸法図形の拡張データの例。
(setq diment (car (entsel))) ; 寸法図形を選択 (setq elst (entget diment '("ACAD"))) ; 図形定義リストを取得 (assoc -3 elst) ; 拡張データのみを抽出 ; このコードは、次のようなリストを返す。 (-3 ("ACAD" 拡張データ ACAD APPID セクションの開始 (1000 . "DSTYLE") (1002 ."{") ; 寸法スタイル サブセクションの開始 (1070 . 177) (1070 . 3) ; DIMCLRE(コード 177)優先 + 値(3) (1070 . 71) (1070 . 1) ; DIMTOL(コード 71)優先 + 値(1) (1002 . "}") )) ; 寸法スタイル サブセクションおよび ACAD セクションの終了