「TinyScheme」の版間の差分

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(ページの作成:「TinyScheme は、Scheme の R5RS のサブセットを可能な限り大規模かつ複雑にならないように実装した軽量な Scheme インタープリタ。 BS…」)
(相違点なし)

2022年2月3日 (木) 09:10時点における版

TinyScheme は、Scheme の R5RS のサブセットを可能な限り大規模かつ複雑にならないように実装した軽量な Scheme インタープリタ。 BSDスタイルのオープンソースライセンスになっている。

TinyScheme は、他のプログラムの組み込み用スクリプトインタープリタとして使用されることが想定されていているため、IDE や大規模なツールキットは提供されていないものの、条件付きで小さなトップレベルループが含まれている。GIMP で使われているのが有名。 TinyScheme の多くの機能は、開発者が機能とフットプリントのバランスを自由に取れるように、条件付きで提供されている。

組み込み型インタプリタであるため、複数のインタプリタ状態を同一プログラム内に共存させることができ、インタプリタ間の干渉がない。 プログラム的には、C言語の外部関数を追加したり、Scheme 環境下で値を定義したりすることが可能。 非常に小さなプログラムなので、理解しやすく、取っつきやすく、使いやすい。


TinySchemeは、Ovrimosの開発中に、MiniScheme ディストリビューションから発展してきた経緯があるらしい。

オフィシャルサイト: http://tinyscheme.sourceforge.net/