「トーク:NewLisp」の版間の差分

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基本的なところ


* リスト、シンボル、lambda、式 があるよ。
* リストの例
** '() … 空リスト
** '(3) … 整数
** '("こんにちは" "三河屋です") … 文字列2つのリスト
** '("こんにちは" 2 opt) … 文字列と整数とシンボルのリスト
** '((a b c) (1 2 3)) … リスト2つのリスト
** '("こんにちは" "三河屋です") … 文字列2つのリスト
* シンボルの例
** (set 'text "こんちは") … シンボルに値を割り当て
** text → "こんちは" … シンボルを評価すると"こんちは"
** mirrorman → nil … 未定義のシンボルを評価すると nil
** (set 'opt1 true 'opt2 nil) … opt1をtrue、opt2 を nil に。
** true → true … true の評価は true (ブーリアンの true)
** nil → nil … nil の評価は nil (ブーリアンの false)
* lambda 式 … あるよ
(set 'f (lambda (n) (+ n n)))
=> (lambda (n) (+ n n))
** fn はlambdaの代わりに使えるよ
(set 'f (fn (n) (+ n n)))
=> (fn (n) (+ n n))
** lambda はシンボルじゃなくて、特別なリスト扱い
(length (lambda (n) (+ n n)))
> 2
(first (lambda (n) (+ n n)))
> (n)
** lambda 式は無名関数として使われるよね
(apply (lambda (n) (+ n n) '(123))
> 246
(map (lambda (n) (+ n n) '(1 2 3))
> (2 4 6)
** シンボルに lambda 式を定義して関数として使えるよね
(set 'double (lambda (n) (+ n n))
> (lambda (n) (+ n n)
(double 123)
> 246
** もうちょっと短かく
(define (doudle n) (+ n n))
> (lambda (n) (+ n n)
(double 123)
> 246
==シンボルと関数の命名規則==
# 変数シンボルは、次の文字から始まってはならない:
#*  # ; " ' ( ) { } . , 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
# + または - で始まる変数シンボルは、二文字目に数字を使うことはできない。
# 変数名の内部には、以下の文字を除く、どんな文字も許される:
#*      " ' ( ) : , 半角スペース
#*      これらは、変数シンボルの終りを意味する。
# [(左角括弧)で始まり、](右角括弧)で終わるシンボルは、右角括弧を除くどんな文字を含んでもよい。
* newLISP では適正なシンボル名の例
myvar
A-name
X34-zz
[* 7 5 ()};]
[俺]
*111*
==日本語==
* set-locale で現在のロケールを調べたり、変えられたりする。日本の場合、小数点の記号は標準と一緒の"."。
(set-locale "JPN")
> ("Japanese_Japan.932" ".")
(set-locale "DEU")
> ("German_Germany.1252" ",")
* newLISP の UTF-8 対応バージョンにするとUTF8関連の関数が使える。
以下、例
(utf8len "おれはジャイアン")
> 8
* UTF-8 対応バージョンは、別配布なので別途DLして差し替えて使う。

2010年9月6日 (月) 12:49時点における最新版