「MDI LISP COMPRESS」の版間の差分

2023年1月28日 (土) 07:43時点における最新版

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通常、LISPエンジンは、他の描画に切り替える際に、各描画の LISP コード+データコアを圧縮して保存し、アクティブになった描画の LISP コード+データコアを解凍してロードする。

圧縮と解凍にはある程度の時間がかかるため、このオプションでは、LISPコード+データコアのサイズに閾値を定義することができる。 LISPコード+データコアのサイズがこの値より小さい場合、LISPコード+データコアは圧縮および解凍されず、保存されるだけになる。これにより、(低速なマシンで)描画を切り替える際の速度が大幅に向上するが、(システム)メモリをより多く使用することになる。

引数

整数値 0 ... 500 (MBytes), 圧縮を使用するための最小限の LISP メモリサイズを指定する。
- 実際に使用される LISP メモリが指定されたメモリ量より少ない場合、LISP メモリは圧縮されない。
初期値： 0 - 描画の切り替え時に、使用するLISPメモリを常に圧縮する。

例
mdi_lisp_compress # 16
LISP メモリが 16 MB 以上使用されている場合のみ圧縮する。

mdi_lisp_compress # 500
500 MB の LISP メモリを使用した場合、LISP メモリの圧縮は行われないため、（VM_MAXIMUM_MEMで500MB以上に設定しない限り）LISP メモリの圧縮は実質無効となる

備考

非常に遅いマシンでのみ調整する必要がある。
インストールされているメモリが少ない場合 (たとえば 4 GB 未満) や、32 ビット OS の場合は、LISP メモリ圧縮を有効にしたままにする必要がある。
- BricsCAD は V21 以降64bit版のみになっているのでそれ以前のバージョン時に気をつける必要がある。

@@ 1行目: / 1行目: @@
-通常、LISP は他の描画に切り替える際に、各描画の LISP コード+データコアを圧縮して保存し、アクティブになった描画の LISP コード+データコアを解凍してロードする。
+{{BCAD_LISP}}
+通常、LISPエンジンは、他の描画に切り替える際に、各描画の LISP コード+データコアを圧縮して保存し、アクティブになった描画の LISP コード+データコアを解凍してロードする。
 圧縮と解凍にはある程度の時間がかかるため、このオプションでは、LISPコード+データコアのサイズに閾値を定義することができる。
-LISPコード+データコアのサイズがこの値より小さい場合、LISPコード+データコアは圧縮および解凍されず保存されるだけになり描画の切り替え時の速度が大幅に向上するが、より多くのメモリが使用される。
+LISPコード+データコアのサイズがこの値より小さい場合、LISPコード+データコアは圧縮および解凍されず、保存されるだけになる。
+これにより、(低速なマシンで)描画を切り替える際の速度が大幅に向上するが、(システム)メモリをより多く使用することになる。
 引数
@@ 21行目: / 25行目: @@
 * インストールされているメモリが少ない場合 (たとえば 4 GB 未満) や、32 ビット OS の場合は、LISP メモリ圧縮を有効にしたままにする必要がある。
 ** BricsCAD は V21 以降64bit版のみになっているのでそれ以前のバージョン時に気をつける必要がある。
+-----
+関連事項
+* [[VM_MAXIMUM_MEM]]
+* [[VM_PAGE_OVER_HEAP]]
+* [[MDI_LISP_COMPRESS]]
+[[Category:BricsCADのLISP]]