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{{AutoLISP}} ; 構文 : (initget [''bits''] [''string'']) ; 機能 : 次のユーザ入力関数の呼び出しで使用するキーワードを設定する。 : キーワードを指定できる関数には、getint、getreal、getdist、getangle、getorient、getpoint、getcorner、getkword、entsel、nentsel、nentselp がある。キーワード指定できないユーザ入力関数は、getstringのみ。 : 次のユーザ入力関数の呼び出しで、予期されるタイプの入力(たとえば getpoint 関数に対しては点の指定)をユーザが行わないと、キーワードがチェックされる。ユーザの入力がリストに存在するキーワードのいずれかと一致した場合、関数はそのキーワードを文字列として返す。アプリケーションは、キーワードを調べ、それぞれに対応する動作を行うことができる。 ユーザ入力が予期したタイプではなくキーワードとも一致しない場合、CAD はもう一度入力するようユーザに要求する。initget 関数のビット値とキーワードは、次回のユーザ入力関数の呼び出しのみに適用される。 : initget 関数でコントロール ビットを設定した後で、設定されたビットが意味を持たないユーザ入力関数をアプリケーションが呼び出すと、そのビットは無視される。指定された状態についてユーザの入力が正しくない場合(たとえば、0が許可されていないときに0を入力する等)、CAD はメッセージを表示して、もう一度入力するようユーザに要求する。 ; 引数 :* bits : ビットコード化された整数で、特定のタイプのユーザ入力を許可または禁止する。ビットは、値を加算して0から255の範囲で自由に組み合わせることができる。bits 引数を指定しなかった場合は、0とみなされる。 ::: ビット値には次のものがある。 :::* 1 (ビット 0) … 要求に対して[Enter]のみ入力することを禁止。 :::* 2 (ビット 1) … 要求に対して 0 を入力することを禁止。 :::* 4 (ビット 2) … 要求に対して負の値を入力することを禁止。 :::* 8 (ビット 3) … ユーザが現在の図面範囲の外側に点を入力することを許可。システム変数 LIMCHECKは無視する。 :::* 16 (ビット 4) … (現在は使用されてない) :::* 32 (ビット 5) … 破線を使用して、ラバーバンド線またはラバーバンドボックスを描く。作図領域内の位置を指定することによってユーザが点を指定できる関数の場合、このビットの値によってラバーバンド線またはラバーバンド ボックスを、実線ではなく破線で表示できる (ディスプレイ ドライバによっては、破線の代わりに独自の色が使用される)。システム変数 POPUPS が 0の場合、このビットを無視。 :::* 64 (ビット 6) … getdist 関数への Z 座標の入力を禁止する。getdist 関数が 2D 距離を返すことをアプリケーションに対して保証する。 :::* 128 (ビット 7) … キーワードかどうかに関係なく、任意の入力ができるようにする。このビットは、ビット 0より優先される。ビット 7 とビット 0が設定されているときにユーザが[Enter]を押すと、空の文字列が返される。 :::* 256 (ビット 8) … 任意の入力より直接距離入力を優先させる。外部アプリケーションでは、既定で任意の入力が直接距離入力より優先される。CAD に、ユーザ入力を直接距離入力として評価させるには、このビットをオンにする。キーボードからの適切な点入力は、常に、直接距離入力または任意の入力より優先されることに注意。 :::* 512 (ビット 9) … getpoint または getcorner を呼び出す前にオンにすると、カーソルがソリッドの平面状の面のエッジに重なったときに、一時的な UCS が生成される。一時的な UCS は、カーソルが面から離れるとリセットされる。別の面にカーソルを移動するとダイナミックに再生成され、点が取得されるとダイナミック UCS は、現在の UCS にリセットされる。この機能は、円柱の側面のような非平面に対しては無効。 :::* 1024 (ビット 10) … getdist、getangle、getorient、getpoint、getcorner を呼び出すとき、距離、角度、点、コーナーが、Z 方向には、直交モード、極トラッキング、オブジェクト トラッキングの影響を受けたくない場合があるが、これらの関数を呼び出す前にこのビットをオンにすると、Z 方向の直交モード、極トラッキング、オブジェクト トラッキングが一時的に無効になる。この機能は、ポリライン、円弧、円などの 2D 図形を作成したり、ARRAY[配列複写]コマンドで 2D 配列を作成する場合に便利。 ::: 注: initget 関数のコントロール ビットは今後のバージョンで 追加される可能性がある為、ここに示されている以外のビットは設定しない。 ; :* string : 一連のキーワードを示す文字列。キーワードの規則は、下記「キーワードの詳細」の通り。 ; 戻り値 : nil == キーワードとコントロールビット == ; 関数に適用できるコントロール ビット : コントロール ビットは、次の表に示すように、それが意味を持つ getxxx 関数にのみ有効。 :{| class="wikitable" ! colspan="13" |ユーザ入力関数と適用可能なコントロール ビット |- ! colspan="13" |コントロール ビットの値 |- ! 関 数 !! キーワードが<br>有効 !! null 不可<br>(1) !! ゼロ不可<br>(2) !! 負数不可<br>(4) !! 範囲なし<br>(8) !! 破線使用<br>(32) !! 2D距離<br>(64) !! 任意入力<br>(128) !! 直接距離<br>(256) !! UCS 面トラッキング<br>(512) !! Z トラッキング無効<br>(1024) |- | '''getint ''' || X || X || X || X || || || || X || || || |- | '''getreal ''' || X || X || X || X || || || || X || || || |- | '''getdist ''' || X || X || X || X || || X || X || X || X || || X |- | '''getangle ''' || X || X || X || || || X || || X || X || || X |- | '''getorient''' || X || X || X || || || X || || X || X || || X |- | '''getpoint ''' || X || X || || X || X || || || X || X || X || X |- | '''getcorner''' || X || X || || || X || X || || X || X || X || X |- | '''getkword ''' || X || X || || || || || || X || || || |- | '''entsel ''' || X || || || || || || || || || || |- | '''nentsel ''' || X || || || || || || || || || || |- | '''nentselp ''' || X || || || || || || || || || || |} == キーワードの詳細 == : string 引数は、次の規則に従って解釈される。 :* 各キーワードは、1 つまたは複数のスペースによって他のキーワードと区切る。たとえば、"Width Height Depth" によって 3 つのキーワードが定義される。 :* 各キーワードには、半角英数字とハイフン(-)のみを含めることができる。 : キーワードの短縮形を指定する方法には、次の 2 つがある。 :* 入力が必要な部分を大文字で、その他の部分を小文字で指定する。大文字による短縮形の指定は、キーワード内のどの部分でも行える(たとえば、"LType"、"eXit"、"toP" など)。 :* キーワード全体を大文字で指定し、その直後にカンマと入力が必要な文字を続ける(たとえば "LTYPE,LT")。この場合、キーワード文字はキーワードの先頭の文字でなければならない。つまり、"EXIT,X" は無効。 : 以下は、IntelliCAD のみで有効 :* IntelliCAD (IJCAD 2013 まで) では、キーワードをプロンプトメニューから選択できるようになっているが、プロンプトメニューに表示させたくない場合は、キーワードの先頭に ~ を付ける。(たとえば、"~LType"、"~eXit"、"~_toP" など) ; サンプル : 2 つの簡単な例、"LType" と "LTYPE,LT" は同じ。 ユーザが LT(大文字と小文字のどちらも可)と入力するとキーワードとして認識される。キーワードのスペルどおりなら、ユーザは入力が必要な部分の後にも文字を入力できる。 この例では、LTY や LTYP も認識されるが、L は認識されない。 : string 引数全体が大文字か小文字のどちらかのみで、カンマとその後の文字列が存在しない場合、CAD はユーザがキーワード全体を入力したときのみ、キーワードを認識する。 : initget 関数は、英語以外の言語に翻訳されたキーワードをサポートしている。キーワード文字列に対する次の構文は、英語以外の言語に翻訳されたキーワードの入力が可能で、言語に依存しないキーワードを返す。 "local1local2localn_indep1indep2indepn" : ここで、local1 から localn は、英語以外の言語に翻訳されたキーワード。 indep1 から indepn は、言語に依存しないキーワード。 : 英語以外の言語に翻訳されたキーワードと、言語に依存しないキーワードの順序は常に同じでなければならない。 また、最初の言語に依存しないキーワードの先頭には、アンダースコアが必要。 : 次に例を示す。 <pre class="brush: autolisp;"> (initget "Abc Def _Ghi Jkl") (getkword "¥nオプションを入力 (Abc/Def): ") </pre> : A と入力すると "Ghi" が返され、_J と入力すると "Jkl" が返される。 <pre class="brush: autolisp;"> (initget (+ 1 2 4)) (setq op (getkword)) </pre> ----- 関連事項 * [[entsel]] 関数 * [[getangle]] 関数 * [[getcorner]] 関数 * [[getdist]] 関数 * [[getint]] 関数 * [[getkword]] 関数 * [[getorient]] 関数 * [[getpoint]] 関数 * [[getreal]] 関数 * [[getstring]] 関数 * [[nentsel]] 関数 * [[nentselp]] 関数 [[Category:AutoLISP]]
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