Osnap

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構文
(osnap pt mode)


機能
指定された点にオブジェクト スナップ モードを適用して取得した 3D 点を返す。
引数
  • pt 点。
  • mode 1 つまたはカンマで区切られた複数の有効なオブジェクト スナップ識別子(mid や cen など)から構成された文字列
スナップ識別子 意味
nea NEArest(近接点)
end ENDpoint(端点)
mid MIDpoint(中点)
cen CENter(中心点)
per PERpendicular(平行)
tan TANgent(接線)
qua QUAdrant(四半円点)
ins INSertion(挿入点)
po POint(点)
int INTersection(交点)2D
vis VISible(見かけの交点)3D
app APParent intersection(見かけの交点)3D
ext EXTension(延長)
par PARallel(平行)
off Off
  • po、vis はIJCAD 6 のみで有効。pla も使える記述があるが使えないようだ。


戻り値
点。 点を指定してもオブジェクトが返されなかった場合(たとえば、ピック ボックス内にジオメトリが存在しない、または指定したオブジェクト スナップ モードをそのジオメトリに適用できないなどの場合)は nil。
osnap 関数が返す点は、現在の 3D ビュー、pt 引数の点の周囲の図形、システム変数 APERTURE の設定に依存する。


サンプル
(setq pt1 (getpoint))
(11.8637 3.28269 0.0)
(setq pt2 (osnap pt1 "_end,_int"))
(12.1424 3.42181 0.0)
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