Done dialog

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構文
(done_dialog [status])


機能
ダイアログ ボックスを終了する。


引数
  • status : [OK]に対して1、[キャンセル]に対して0を返す代わりに、start_dialog が返す正の整数。
  • 2以上の status 値の意味は、アプリケーションが決定する。
  • done_dialog はアクション式かコールバック関数内から呼び出す必要がある(「 action_tile 」参照)。


戻り値
2D の点リスト。 このリストは、ユーザがダイアログを終了したときの(X,Y)位置を表す。


使用上の注意
キーが "accept" または "cancel" であるボタン(通常は[OK]ボタンと[キャンセル]ボタン)にコールバックを割り当てる場合、そのコールバックは done_dialog を明示的に呼び出さなければならない。呼び出さない場合、ダイアログ から抜けられなくなる可能性がある。
これらのボタンに明示的なコールバックを与えずに標準の終了ボタンを使用する場合、CAD が自動的に処理する。
又、[accept]ボタンに割り当てられる明示的な LISP関数は、status として 1(又はアプリケーションで定義される値)を指定しなければならない。それ以外の場合、start_dialog は既定値の 0を返す。この場合、ダイアログがキャンセルされたように見える。
(defun c:hidedcl (/ dcl_id what_next cnt)
  (setq dcl_id (load_dialog "hidedcl.dcl"))  ;ダイアログ ボックスをロード。
  (setq what_next 2)
  (setq cnt 1)
  (while (>= what_next 2)                    ;表示ループを開始。
    (if (null (new_dialog "hidedcl" dcl_id "" (cond *scrp* '(-1 -1)))) ;ダイアログ ボックスを初期化。
      (exit)                                 ;nil が返された場合は終了。
    )

    ; ボタンが押された場合のアクションを設定します。ボタンが 
    ; 押されると done_dialog が呼び出され、ダイアログ ボックスが閉じます。
    ; 各ボタンは固有のステータス コードを done_dialog に関連付けて、 
    ; このステータス コードは start_dialog によって返される。 

    (action_tile "accept" "(setq *scrp* (done_dialog 1))") ;[OK]のアクションを設定します。
    (action_tile "hide" "(done_dialog 4)")   ;[点を指定]のアクションを設定 
 ;します。
    (setq what_next (start_dialog)) ;ダイアログ ボックスを表示します。
    ; 
    (cond
      ((= what_next 4)              ;点を指定するようユーザに要求。
        (getpoint "¥n点を指定: ")
      )
      ((= what_next 0)
        (prompt "¥nユーザによりダイアログがキャンセルされました")
      )
    )
  ) ;_end_while
  (unload_dialog dcl_id)
  (princ)
)

DCLファイル

hidedcl : dialog
{ label="隠すサンプル";
  : column
  { : text
    { key="message";
      label="[点を指定]をクリック";
      fixed_width=true;
      fixed_height=true;
      alignment=centered;
    }
    :row
    { ok_only;
      :retirement_button
      { label = "点を指定";
        key = "hide";
        mnemonic = "H";
    }}}}



関連事項